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ナチュラル・オーガニック専門会社経営 | 体に良くておいしいものを

江夏寛佳さん

江夏寛佳さん
(寿草/鹿児島市)

無添加やオーガニックなど、体に負担がなく環境に配慮して作られた食品や日用品を取り扱う会社で代表を務める。母方の祖父が健康ドリンク販売のために立ち上げ、祖父亡き後は父が、2021年4月からは自身が引き継いだ。

食べものが人をつくる、無理なく柔軟に

もともと敏感肌で、子どもの頃はアトピー性皮膚炎がひどかった。かゆみに耐えられず肌をかいてしまい、かき傷に水が触れると染みた。化学繊維で作られた学校の制服は肌に合わなかったため、綿素材で同じデザインのものを作ってもらった。ぜんそくの持病もあったが、3歳からバレエを習い体を鍛えたことで「ぜんそくの発作は出ず、大きな病気もなかった」とにっこり。加えて「親は食事を野菜中心にしたり無添加やオーガニックの食材を使ったりと、食べるものについても気を付けてくれた」。現在まで「人は食べたものでできている」という意識で食事に気を配る。

とはいえ野菜しか食べない、といった制限を設けているわけではない。それは小さい頃にかかりつけだった漢方医との出会いが影響していると話す。「アレルギーだからあれもこれもダメ、という先生ではなかった。基本的に何でも食べられるようになりましょうと教えられた」。敏感な体質についても、「体に合わないものを取った時に早く反応が出るというだけで、悲観することはないよ、と言ってくれた」。いろいろなものをバランス良く食べることが体にも心にもいいと、自身も考えている。

時代とともに変化する食への意識

最近は消費者の意識にも変化を感じるという。「例えば30年前から扱っている大豆ミートは、昔は宗教や体質によって肉を食べられない人の代用品だった。今は畜産でかかる環境への負荷を減らしたいと、食べる人が増えている。週に1日だけ肉を食べない『週1ベジ』など、ライフスタイルの一つとして選択する若者も多い」

無添加の食品はおいしくないのでは、という先入観を持つ人もいる。「昔は味が物足りなくておいしくなかったけれど、業界も味を追求するようになってきた。体に良くておいしい、というのがいい。食事の時間は楽しいものであってほしい」

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江夏寛佳(こうか・ひろか)さん
プロフィール

大口明光学園高校から跡見学園女子大学へ進学し、卒業後に渡英。ブリストル大学大学院社会科学部修了ののち放送局勤務などを経て、2014年に寿草に入社。本職の傍ら、バレエの経験を生かし社交ダンスのプロ競技に出場するなど活動、現在もイベントやショーに出演する。21年4月、寿草代表取締役に就任。卸や小売り、ネットショップでの販売のほか、オリジナル商品の開発などを行う。寿草=099-252-6410

今これに夢中です

「ソマリアへの水支援」

イギリスに留学した時に仲良くなったソマリア出身の友人がいます。ソマリアが過去40年で最悪の干ばつに見舞われ大変深刻な状況にあるとの相談を受け、水支援のチャリティーイベントをこの夏、鹿児島市内で行おうと計画しています。

今後の目標

現在、鹿児島大学との共同研究で鹿児島の農産物を原料にしたオリジナルの食品開発を進めています。素材が持つ栄養成分やパワーを生かした、人にも環境にも優しい商品開発と情報発信を行っていきたいと思います。

 

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鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

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