
鹿児島県本土で食べる奄美料理
2021年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島と徳之島。特有の自然や文化が息づく、魅力あふれる観光地です。なかなか訪れる機会がなくても、料理や雰囲気を味わえる飲食店で旅行気分を楽しんでみませんか。
新型コロナウイルスの影響で、営業時間や店休日などが変更となる場合があります。
記載されている金額はすべて取材時のものです。
hitasura kitchen
ヒタスラ キッチン
7種のトッピングで好みの味に
奄美料理店を営んでいた横道伸一郎さんが2018(平成30)年、キッチンカーで創作鶏飯の移動販売を始め、翌年店舗をオープンしました。
鶏飯(600円)のスープは、熊本産地鶏「天草大王」のがらを7時間以上炊き、南さつま市坊津産の塩と香味野菜、しょうゆで仕上げます。さんしょうと唐辛子の自家製麻辣醤(まーらーじゃん)、モッツァレラチーズ、山芋とろろ、特製トマトソース、刻みわさび、ゆず、青唐辛子みそを各100円追加でトッピングできます。同じスープに縮れ麺を合わせた「鶏麺」(750円)も追加トッピング可。
キッチンカーは、県内各地のイベントやサッカーJリーグの鹿児島ユナイテッドFCホーム戦などに出店し、鶏飯のほか「奄美産黒糖わらびもちドリンク」(450円)も販売しています。
hitasura kitchen
- 鹿児島市鴨池新町14-14[MAP]
- TEL:090-7928-6195
- 営/12:00~14:00 夜は要予約で22:00まで(L.O.21:30)
- P/店利用で鴨池ニュータウン駐車場1時間無料
- 休/キッチンカー営業の日は店は休み
- HP/hitasura kitchen
- /hitasurakitchen
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鶏飯もとじ
プロ野球選手にも愛された味
奄美市名瀬出身で、沖縄で飲食店を営んでいた元治満次さんが2020(令和2)年に開店。妻節子さんと娘の美紀子さんと共に、沖縄で評判だった鶏飯を中心に島料理や定食類を提供しています。
鶏飯セット(1,200円)は錦糸卵やかんきつ類の皮、紅しょうがなどが具材の鶏飯に、沖縄産もずく酢、島みそで作るゴーヤーチャンプルー、奄美産パパイヤ漬けなどが付きます。昼夜とも、特製ポークカレー(800円)のほか「とんてき」(800円)など定食も各種あり、夜は「奄美の油ソーメン」(600円)や塩豚スライス(400円)など一品料理もお薦め。黒糖焼酎も各種そろえています。
店内には交流のあったプロ野球選手のサインや写真、バットなどが飾られ、野球ファンも訪れます。
鶏飯もとじ
- 鹿児島市谷山中央6-13-16[MAP]
- TEL:090-8666-2707
- 営/11:30~L.O.14:00、18:00~L.O.21:30
- P/2台
- 休/月曜夜、火曜(祝日は営業の場合もあり)
- /keihan.motoji
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みしょらんばー きょらむん
奄美産と霧島産の厳選食材を召し上がれ
堅志(かたし)世志子さんと娘の宝徳洋子さんが切り盛りする鶏飯専門店で、店名は奄美の方言で「お召し上がりください」「かわいい、美しい」の意味。
霧島産黒さつま鶏のがらを7時間以上煮込んだあっさり味のスープが世代を問わず好評で、徳之島産のパパイヤ漬けや霧島産シイタケの甘辛煮などが盛られ、ご飯は霧島産ヒノヒカリを使っています。
「けいはん定食」(1,375円)は、もずく酢や島みそなど約10種類の小鉢のほか、奄美の黒蜜を使った豆乳プリンとふくれ菓子、飲み物付き。サラダ用のドレッシングは瀬戸内町加計呂麻島産のきび酢入りです。鶏飯の単品(770円)や子供向けに量を抑えたメニュー(220~660円)もあり、持ち帰り用の具材とスープの「鶏飯セット」(3人前1,650円)も人気です。
店内では、奄美大島産のもずく(500g=480円)や「島味噌」(1kg=920円)、ソテツの実入りの「そてつみそ」(650g=720円)なども販売しています。
みしょらんばー きょらむん
- 霧島市隼人町姫城3-245[MAP]
- TEL:0995-42-1741
- 営/11:30~L.O.14:00
- P/15台
- 休/土~月曜
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le risa caffe
レリーサカフェ
鶏飯風スープと黒糖チャーシューのラーメン
瀬戸内町出身で同町のリゾートホテルや鹿児島市の居酒屋、洋食店、ラーメン店などで料理を学んだ山田大祐さんが2020(令和2)年4月に開店。店名は「カフェ」ですが、ラーメンも提供しています。
鶏飯を応用して作るスープに川辺産のしょうゆを足した「鶏ガラしょうゆラーメン」(750円)と豚骨スープを合わせる「とんこつラーメン」(750円)は、黒糖焼酎と黒糖粉などで煮た甘辛くとろとろのチャーシュー入り。チーズとバジルをトッピング(各50円)できる「トマトラーメン」(750円)と、レモンと黒こしょうを利かせた「塩ラーメン」(同)はカモ肉がのります。夜は、もずく酢やアオサの天ぷら、豚軟骨、ラフテーなどの島料理を味わえるコースもあります。
le risa caffe
- 南九州市川辺町平山6917[MAP]
- TEL:0993-76-1684
- 営/11:00~16:00(L.O.15:00)夜は予約のみ
- P/7台
- 休/水曜、祝日
- /le.risa_caffe
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新型コロナウイルスの影響で、営業時間や店休日などが変更となる場合があります。
記載されている金額はすべて取材時のものです。