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赤鶏さつま。ブランド化された鶏肉は全国からおいしいの声が | 出水市

赤鶏さつま

赤鶏さつま

「おいしい」の笑顔のために…

運動会に誕生日、ピクニックのお弁当。鶏の唐揚げはいつも笑顔のそばにある。さくさくの衣に、ジューシーな肉汁。食べたら思わず笑みがこぼれる。

特産館いずみ(出水市下知識町[MAP])の冷凍コーナーには、自宅で楽しめる赤鶏の加工品もずらりと並ぶ。

赤鶏さつま加工品コーナー「特産館いずみ」

特産館いずみの冷凍コーナーには、自宅で楽しめる赤鶏の加工品もずらり

出水市を拠点に生産している「赤鶏さつま」は弾力のある歯ごたえと、うま味が特長だ。野間口浩営業部長は「鶏肉が苦手な友人にもおいしいと言ってもらえている」と自信を持つ。秘密は餌にある。ハーブと、大豆などを由来にした植物性タンパク質を配合。鶏肉特有の臭みがない。

赤鶏農業協同組合「田島賢丈生産部長(左)、野間口浩営業部長」

(左から)田島賢丈生産部長と野間口浩営業部長。県内各地に赤鶏のおいしさを伝える唐揚げ専門店「コッコ屋」の前で

赤鶏農協の前身・野田食鶏は、ブロイラーも扱っていた。鶏肉の中でもおいしいと定評のある赤鶏のみの生産に踏み切ったのは2003年。07年には純国産鶏種を導入し、赤鶏さつまとしてブランド化した。

全国各地に羽ばたく赤鶏さつま。オス、メスで体格が違うことから、食肉処理はほとんどが手作業だ。

150人ほどいる従業員のうち、最も人員を割くのが工場での解体作業。手作業をすることで、規格外商品が少ないのもメリットだ。

赤鶏農業協同組合工場「加工中①」

最も人員を割くのが工場での解体作業

赤鶏農業協同組合工場「加工中②」

作業をすることで、規格外商品が少ない

ただ、新型コロナによる外国人技能実習生の入国制限など、人材確保には課題がある。加えて、社会情勢に伴う穀物価格の高騰は頭が痛い。取り巻く環境は厳しい。

それでも「おいしい」のひと言が、何よりも励みになる。田島賢丈生産部長は「よりよいものを作って、おいしいと言ってくれる人に応えたい」と前を向く。

地元の食肉加工販売会社・肉のまるかつと商品化した「饗心(きょうしん)」。同社の低温調理技術を活用した。しっとりした食感と、凝縮したうま味が特長。「チキン南蛮を作ったら家族に大好評でした」と田島生産部長。特産館いずみなど、出水市内外で販売中だ。

「饗心(きょうしん)」

地元の食肉加工販売会社・肉のまるかつと商品化した「饗心(きょうしん)」

新たなファンづくりにも余念がない。レトルトカレーなど、手軽に食べられるアイテムづくりに奔走する。野間口営業部長は「時短できておいしい商品で食卓を支えたい」。「おいしい」の笑顔に出会うため、挑戦は続く。

赤鶏さつまの加工品

常温の商品はお土産にもぴったり。野間口営業部長によると、今後は災害時も食べられる缶詰の商品化を検討中らしい

赤鶏さつま 赤鶏農業協同組合

よかもんのススメ…

コッコ屋 野田店

赤鶏さつまを使った、人気の唐揚げ専門店。夕方や、休日の昼食時になれば、家族連れが続々やって来る。注文を受けてから、揚げたての唐揚げを提供する。

コッコ屋 野田店「唐揚げ調理中」

注文を受けてから提供する

冷めても柔らかいのが人気の理由だ。農協直営で、開店から今年で21年目。不動の人気ナンバー1は、しょうゆ味(11~13個入り1,000円)。にんにくの香りが食欲をそそる。一口かじれば、じゅわっと肉汁があふれ出す。持ち味である食感も存分に堪能できる。

コッコ屋 野田店「赤鶏さつまの唐揚げ」

「赤鶏のおいしさをもっと手軽に知ってほしい」

野田店が最もにぎわうのは、毎月28日の「にわとりの日」。骨付き唐揚げが半額になる。事前に予約を。

赤鶏唐揚げコッコ屋 野田店

フランチャイズを含め、県内に6店舗を構える。

記載されている金額はすべて取材時のものです。

 

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