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日本屈指の観葉植物生産地・指宿。生産農家とPRに携わる人々の物語

クワズイモのハウスにて。生産者の廣森久聴さんとお子さん

クワズイモのハウスにて。生産者の廣森久聴さんとお子さん

全国が恋する… 指宿の観葉!

パキラやオーガスタなどの葉物、ゴムやドラセナなどの朴物(ぼくもの)、ビザールプランツと呼ばれる塊根植物や多肉植物と、一言に観葉植物といってもその種類はさまざまだ。


フィスカス・アルティシーマ

フィカス・アルティシマ。品種によっては、育てながら幹を曲げるなどアクセントを加えることで、個性を出すこともある

幹のうねりが美しいフィカス・アルテシーマ

幹のうねりが美しい

幹の曲がり方や葉の付き具合など、一鉢ごとに異なる表情で見る者を魅了し、「観葉のまち指宿協議会」が掲げる「みどりに恋を。」というキャッチフレーズが刺さる。

台湾産のパキラ

ずらりと並ぶ、手編みの幹が美しい台湾産のパキラ

温暖な指宿の気候は観葉植物の栽培に適しており、約70年前から和の空間を演出するシュロチクやカンノンチクの栽培が始まった。今では栽培品種は200種を超える。

「80件ほどと、市町村単位では全国でも最大規模の農家を抱えるが、産地としての知名度は低い」と協議会の川野史織さんはPR不足を課題に挙げる。

出荷先の多くが大都市圏で、県内の販売先は数える程度だが、「指宿産はテレビドラマなどのセットに使われることも多い」とその人気ぶりをアピールした。

観葉のまち指宿協議会事務局「川野史織さん(左)」「七村悦子さん」

4月で発足3年目を迎える観葉のまち指宿協議会。事務局の川野史織さん(左)と七村悦子さんは、パンフレットを手にその魅力を伝える

企業向けの大鉢から、個人向けの中・小鉢へとニーズがシフトしつつあるコロナ禍の今、「求められるものを提供していきたい」と観葉農家の3代目を継ぐ廣森久聴さんは前を向く。

人気の高い塊根植物

人気の高い塊根植物

種から育てる植物も

種から育てる植物も

人気の高い塊根植物は種から育てるものが多く、出荷までに2年以上かかる。観葉植物の基本的な育て方として、「表面の土が乾いてから3日後に水をあげること。見える部分だけではなく、根の気持ちになって育ててみて」と廣森久聴さん。

東京で7年間、観葉植物のレンタル会社で経験を積み、空間を生かした寄せ植えも得意だ。「種から育てるものもあれば、山から原木を掘ってきたり、島から仕入れたりするものもある」。

山で見つけてきた一点物

山で見つけてきた一点物

ハウスにずらりと並ぶのは、全国のバイヤーによる先約済みの印が付いた成長途中の植物たち。全国から注がれる視線は熱い。

ハウス栽培

パイプに温泉を流して温室を保つ、指宿ならではのハウス栽培も

観葉のまち指宿協議会

  • 指宿市十二町301(指宿市農産技術課内)[MAP
  • TEL:0993-22-2111

よかもんのススメ…

春のグリーンフェア

過去の「春のグリーンフェア」の様子

過去の「春のグリーンフェア」の様子

「JAいぶすきあっど!みのり館」(指宿市)横の駐車スペースにて、JAいぶすき観葉植物部会が「春のグリーンフェア」を3月20日(日)に開催。時間は9時から15時まで。会場に並ぶのは、ホームセンターや小売店では販売しないような多種多様な指宿産の観葉植物だ。

直販価格で購入できるとあって、市外からも毎年多くの人が訪れる。「緑を置くだけで、部屋の雰囲気が明るくなる。気軽に見に来てほしい」とJAいぶすき観葉センター長の中濵龍二さんはPRした。

指宿産の旬の農作物の販売や、カレーや唐揚げを販売するキッチンカーも登場予定。

2022年「春のグリーンフェア」会場、「JAいぶすきあっど!みのり館」

今年の会場は「JAいぶすきあっど!みのり館」

いぶすき農協観葉植物部会(JAいぶすき観葉センター)

新型コロナウイルス感染拡大により、イベント内容が変更になる場合があります。HPまたはインスタグラムにて確認を

 

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