
イチゴのフレンチトースト
じっくりと焼くのがコツ。前日から漬けておくとさらにジューシーに!
フランスではパン・ペルデュ(pain perdu)の名で親しまれているフレンチトースト。たっぷりのバターを使い、中火~弱火でじっくりと焼くのがポイントで、前日から漬けておくとさらにジューシーになります。食パンのほか、フランスパンでもとてもおいしくできます。冷凍イチゴで作る簡単なソースも合わせて紹介します。
イチゴのフレンチトーストレシピ
- ~材料~(2人分)
-
- 食パン(5枚切り):1枚
食パンは耳を切り落とし半分にカットする - 無塩バター:15g(サラダ油でも可)
- イチゴ、クルミ、ミントの葉:適量
- 漬け液
- 卵:1個
- 牛乳:120ml
- 砂糖:大さじ2
- 蜂蜜クリーム(出来上がり約100g)
- クリームチーズ:50g
- 生クリーム:40g
- 蜂蜜:大さじ1
- イチゴソース(出来上がり約80g)
- イチゴ:130g
- 砂糖:大さじ2
- 食パン(5枚切り):1枚
- ~作り方~
-
- ボウルに卵を割り入れて泡立て器でよく溶きほぐし、牛乳と砂糖を加えしっかりとまぜた漬け液にパンを浸し、十分に染み込ませる。
- フライパンにバターを入れ中火~弱火にかけ、パンの両面を焼き色が付くまで焼く。
- ②を3つに切って3枚ずつ皿に盛り、蜂蜜クリーム、イチゴソース、イチゴ、ミントの葉、刻んだクルミを飾る。
- ~蜂蜜クリームの作り方~
-
- ボウルにクリームチーズを入れ常温に戻し、蜂蜜を加えて、滑らかになるまで泡立て器でよくまぜる。6~7分立てにした生クリームを3回に分けて加え、ゴムベラでよくまぜる。
- ~イチゴソースの作り方~
-
- イチゴはへたを取って半分に切り、砂糖と一緒にミキサーに入れてかき混ぜ、手鍋に入れる。火にかけ、木べらなどでまぜながら沸騰したら弱火~中火で3~4分煮詰める。
料理制作・監修

寺地貴子さん
鹿児島市生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、鹿児島サンロイヤルホテルに入社。若手登竜門と呼ばれるトックドール料理コンテストで九州初の女性優勝者となる。
その後、東京やフランスの一流レストランで研修を積み帰国後、鹿児島市東千石町に完全予約制のフレンチレストランと料理教室を兼ね備えたTable de Chic(ターブル・ド・シック)を開業。
オーナーシェフを務める傍ら、1級フードコーディネーターとして料理教室講師、食育活動、フードスタイリング、商品開発など食の幅広い分野で活動中。
- /@tabledechic2014(レストラン)
- /@tabledechic_cooking(料理教室)
- /@terachitakako
寺地 貴子さんのEssay
日本ではフレンチトーストによく食パンが使われますが、フランスパンやドライフルーツ入りのハード系のパンを使うのもお勧めです。漬け液も牛乳を減らしてオレンジジュースを足したり、シナモンなどのスパイスを加えたりとアレンジを楽しめます。
フランスパンを使ったフレンチトーストに、コンビニエンスストアなどで一年中入手できる冷凍イチゴを使って簡単に作れるソースを添えました(厚さ2cmのフランスパン4枚の場合、漬け液の分量、焼き方は食パンのときと同じ)。
冷凍イチゴで作るソースのレシピ
- ~材料~(作りやすい分量)
-
- 冷凍イチゴ:150g
- 砂糖:大さじ1
- 水:大さじ2
- ~作り方~
-
- 手鍋に全ての材料を入れ火にかけ、沸騰したらふたをして弱火で5分煮込む。
- ふたを外し、木べらなどでイチゴをつぶしながら、中火~弱火で約5分煮詰める。