
咳き込む
秋に多い咳…
朝晩が冷えるようになりました。急な気温の変化で体調を崩す人も多いと思います。
この時期から、夏に開いていた皮膚の汗腺が閉じ始めます。さらに空気が乾燥してくると、鼻や口から吸い込んだ乾いた空気が原因で咳が出たり、痰がからまりやすくなったり、ぜんそくの症状が悪化する人が多くなります。
咳の原因にはいくつかあり、それに合わせて漢方薬を選んでいきます。
おすすめの食材は「辛味」のものと「旬」のもの
のどにおすすめの食材はまずは「辛味」の物です。シソ、ダイコン、タマネギ、ニラなどです。また、この時期に取れる食べ物である柿やレンコン、山芋・里芋なども、のどや肺を守る働きがあります。旬の恵みは、その季節に起こりやすいトラブルを未然に防ぐ力を持っているので積極的に取るようにしましょう。
漢方由来の医薬品の中には、シロップタイプ、トローチタイプがあり、直接のどに薬効成分が届くのもありますが、エキス顆粒(かりゅう)の場合は、湯に溶かしてから冷まし、うがいをして飲み込む方法をおすすめしています。

教えてくれた人

笑漢堂薬局の
川畑耕平さん
- 鹿児島市郡元3-4-31
- TEL:099-214-2210
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- 休/日曜