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飲食店マネジャー | 経営者の父と社員のつなぎ役を担う

43Kitchen Ohju「マネジャー 鰺坂星蘭さん」

43Kitchen Ohju「マネジャー 鰺坂星蘭さん」

鰺坂 星蘭さん
(寿楽フードサービス/鹿児島市)

席に着くとまず目に留まるのは、一席ごとに異なる心に響く言葉を刻んだ敷き紙。愛情を込め、筆をとるのは、代表取締役社長で父の英賢さんだ。「当店ならではの演出で、楽しみにしているお客さまは多い」とアイデアマンの父に尊敬の眼差しを注ぐ。

5年間勤めた銀行を退職し、2021年10月にオープンした「43kitchen Ohju」に携わる。店が掲げるテーマは「県内43市町村の食材の研究+発信」。入社とともに歩むことになった新店舗に込める思いは強い。「父のようなアイデアマンではないが、コミュニケーションを取るのは得意」と笑顔が弾けた。

コロナ禍で見つめた家業や社員への思い

1998年、天文館からスタートし、今や鹿児島市内で5店舗を営む「寿楽フードサービス」。「小さい頃から多忙な両親を見てきたので、飲食業に良いイメージがなかった」と短大卒業後は銀行へ。窓口業務と営業を経験し、父のような経営者の視点を目の当たりにしてきた。

そんな中、突入したコロナ禍。飲食業界は大きく打撃を受けた。経営に苦心する父、社員の打ちひしがれた姿を前に、「何かできないか」と心が揺れた。幼い頃に教えられた、「今食べられるのは社員のおかげ」という父の言葉が転職へと突き動かす。

「時代に合わせ、変わることも生き残りには欠かせない。コロナ禍のような状況や育児、出産と、社員のさまざまな人生のステージに寄り添い、誰もが働きやすい職場をつくりたい」。目標を胸に、入社を決めた。

父や社員と歩む、笑顔をつくる「食」の道

ルールで仕事をしてきた銀行時代とは違い、臨機応変が基本の接客業。慣れない仕事に自省しながらも、「アクションを起こすことが大事。失敗しても反省することで次に進むことができる」と前を向く。スタッフと意見が衝突することもあるが、何でも話し合える職場環境が自慢。自身を「社長と社員のつなぎ役」と称し、スタッフの話に耳を傾ける日々だ。

担当するホールやレジでは、「おいしかった」と言葉をかけられることも多い。「何げない会話を大切に、営業で培った会話力を生かしたい」。「食」が生み出す、幸せそうな客の笑顔を見るのが何よりのやりがいだ。

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鰺坂 星蘭(あじさか・せいら)さん
プロフィール

鹿児島市育ち。2011年鹿児島女子高校に入学し、バレーボール部に所属。14年鹿児島純心女子短期大学入学。卒業後は南日本銀行に入行。21年9月、父が経営する「寿楽フードサービス」に入社し、2021年10月にオープンした新店舗「43Kitchen Ohju」=099(297)6531=のマネジャーを務める。

今これに夢中です

「愛犬」

2年前から飼い始めた、愛犬・トイプードルの「ココ」と遊ぶ時間が一番の楽しみ。両親も溺愛しています。

資格について

調理師免許、各種ソムリエ資格を取得予定

43Kitchen Ohjuとは

43Kitchen Ohju

43Kitchen Ohju

「櫻壽」(鹿児島市千日町)が21年間の歴史に幕を閉じ、ホテル自治会館1階で、「43Kitchen Ohju」(鹿児島市鴨池新町)として新たなスタートを切った。「県内43市町村に眠る食材を掘り起こし、鹿児島の新たな食文化を発信したい」

 

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鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

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