この記事のシリーズSERIES

プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

グルメ・レシピ
フェリア

落花生の花、見たことある?鹿屋で「だっきしょ」に魅了された人の話

だっきしょ「落花生」

鹿児島弁の「だっきしょ」とは、落花生のこと

鹿児島弁「だっきしょ」=落花生。地域の味覚を全国に発信!

「だっきしょ」の方言で昔から鹿児島県民に親しまれている落花生。1930年頃から大隅半島では栽培が始まったといわれている。その生育は独特だ。

落花生の花

早朝に咲き、昼にはしぼむという落花生の花。花言葉は「仲良し」

黄色い花が受粉し落ちた後、つるのような子房丙が土まで垂れ、地中で落花生を実らせる。その生育方法が「落花生」の名の由来になったと伝わる。

三和物産 アグリ事業部「落花生」

栽培している落花生

サツマイモ畑だった土地を利用し、三和物産が落花生栽培を始めたのは9年前。「鹿屋の特産品を守りたいと思い始めた」と常務取締役の和田彰さん。

三和物産 アグリ事業部「常務取締役の和田彰さん」

落花生畑と和田常務。本年度の栽培面積は350アールほど

日本の落花生シェアは9割を外国産が占め、国内産はたったの1割ほど。その大部分を千葉県産が占め、鹿児島県産はほんの一部である。「機械化が進んでいないため、人の手がかかる大変な作物。栽培農家は減りつつあるが、栽培を委託することで栽培面積を増やしていきたい」

千葉県生まれの早生品種「郷の香」

千葉県生まれの早生品種「郷の香」

釜に入った落花生

落花生は約60kg。80分ほどかき混ぜながらゆでる

主力の加工商品は「塩ゆで落花生」だ。使用するのは粒が大きく、ゆでても存在感がしっかりと残る品種「郷の香」。圧力をかけずにゆっくりとゆでることで、食べ応えのある食感を残し、ゆでた後は火を止めて塩分を程よく浸透させる。

「塩ゆでは新鮮なものでしかできない。ゆでてから2時間以内に冷凍することで、産地の味をどこでも味わうことができる」。

県外ではなじみのない食べ方だが、「焼酎のお供として普及させたい」と和田常務は意気込む。

三和物産 アグリ事業部「塩ゆで落花生」

塩ゆで落花生。和田常務おすすめの食べ方は写真をクリック!

積極的に参加しているという関東・関西の展示会で、落花生の魅力を力説する和田常務の姿が目に浮かんだ。

三和物産 アグリ事業部

 

よかもんのススメ…

小松食堂

2代目の松下一廣さん、社長を務める3代目の和夫さん、調理を担当する幸治さん親子を中心に、祖母が築いた創業60年を超える食堂を営む。

小松食堂

小松食堂を営む皆さん

定番人気の麺類や定食などボリューム満点のメニューをそろえる中、だっきしょ(落花生)豆腐は店の名物として素朴な味で愛され続けている。ほかでは味わえない、丁寧に混ぜ続けることで生まれる弾力や粘り、鹿屋産の落花生の優しい甘さで、ファンの心をつかみ離さない。

小松食堂「落花生豆腐を作る様子」

落花生豆腐を作る様子。粘り気が出た後、さらに滑らかになるまでひたすら混ぜ続ける、手間のかかる料理

小松食堂「だっきしょ(落花生)豆腐」

だっきしょ(落花生)豆腐

幸治さんは「祖母の味と一緒と言われることが一番うれしい」と笑顔を見せた。

だっきしょ豆腐は、食堂の単品メニュー(小・100円、一皿・200円)のほか、食堂近くの直営の総菜店でも販売(1パック・380円)。売り切れ必至。予約してから来店を。

小松食堂で絶対に外せないもう一つの名物メニューが「特製ちゃんぽん」。

小松食堂「特製ちゃんぽん」

小松食堂の名物「特製ちゃんぽん」

見ての通り、野菜もたっぷり、ボリューム満点なのだが、さらに上をいく「びっくりジャンボちゃんぽん」も存在。こらちは普通サイズの3倍ほどの量がある様子。我こそは!という強者はチャレンジを。

小松食堂

  • 鹿屋市北田町9-5[MAP
  • TEL:0994-42-2075
  • 営/11:00~14:00(夜は要予約)
  • 休/不定(総菜店は日曜ほか)
  • HP/小松食堂
  • komatsushokudo

 

 

この記事のシリーズ Series of this article

鹿児島よかもん紀行

鹿児島ならではの良いモノ=『よかもん』の数々を、フェリアが取材しました。「よかもん」を作っている、売っている場所近くのスポット情報もあり!

記事一覧を見る

こちらの記事もどうぞ