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腰部脊柱管狭窄症の気になる治療法とは?|フェリアクリニックvol.11

腰部脊柱管狭窄症の痛みを回復するには…(写真はイメージ)

治療の基本は保存療法

皆さん、前回は腰部脊柱管狭窄症の病態についてお話しましたが、今回はその気になる治療法についてお話しします。

脊髄の病気の治療というと、すぐに手術を思い浮かべて、病院に行くのをためらう人がいらっしゃいますが、「もう歩けません」といった緊急事態を除いて、治療の基本は保存療法です。(手術の話は後日致します)

保存療法には
①薬物療法(消炎鎮痛剤、神経障害性疼痛治療薬、ビタミンB12など)
②神経ブロック療法(硬膜外ブロック、硬膜外洗浄、神経根ブロックなど)
③リハビリ(けん引、温熱、運動療法など)
④装具療法(マックスベルトなど)
などがあります。

通常はどれか一つだけを行うのではなく、数種類の保存療法を組み合わせながら治療を進めていきます。その中でも特に重要なのが『神経ブロック療法』です。神経ブロックと聞くと「一時的な痛み止めですよね?」とか「何回もするのはよくないって聞きました」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

ブロック注射には
①神経の興奮を鎮める効果
②痛みの原因物質を洗い流す効果
があるため、短期的な鎮痛効果と長期的な治療効果があり、手術を回避した治療が期待できます。

魔法の注射ではないので、1回ですべての治療が完結するわけではないですが、多くの方が複数回することで経時的に痛みやしびれが軽減されています。また、ほとんどの神経ブロックは日帰りで行えて、全て保険が適用されます。

痛みやしびれが強いと、QOL(生活の質)が悪化し、その他の治療にも悪影響を及ぼすため、病状の悪化を防ぐには痛みやしびれを長引かせないことが肝心です。

できるだけ手術をせずに治療されたい方は一度ペインクリニック内科を受診し、治療の幅を広げてみてはいかがでしょうか? もちろん患者さまのご希望や注射はちょっと怖い、という場合は内服やリハビリのみも可能ですので、遠慮なく気軽にご相談ください。

フェリア紙上クリニック担当医

前原総合医療病院ペインクリニック内科 前原光佑先生

ペインクリニック内科
前原光佑 先生

医療法人誠心会 前原総合医療病院

  • 日置市伊集院町妙円寺1-1-6[MAP
    鹿児島市内から車で30分
    伊集院駅からタクシーで5分
  • TEL:099-273-3939
  • 診療科目/整形外科・内科・ペインクリニック内科・リウマチ科・リハビリテーション科・呼吸器外科・消化器外科・循環器内科・放射線科・麻酔科(安田智嗣、鶴丸健士、古別府裕明、前原光佑、牧野沙耶)・眼科・耳鼻咽喉科・歯科・小児歯科・口腔外科・脳神経内科・救急科
  • 診療時間/9:00~18:00
  • 初診受付/原則[月火木金]=午前11:00まで、午後3:30まで。[水土]=午前11:00まで
  • HP/前原総合医療病院

 

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