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循環器内科医|患者の喜ぶ顔が原動力

山下 恵里香さん
(米盛病院循環器内科不整脈部門/鹿児島市)

規則正しい生活を検診を

リズミカルに打つはずの鼓動が乱れてしまうのが不整脈。血液がよどみ、血栓ができやすくなることで脳梗塞を起こすこともある。

米盛病院(鹿児島市与次郎1丁目)で治療にあたる。患者は働き盛りから高齢者まで幅広い。「若くて元気に働いていても、生活習慣が乱れたらリスクとなる。規則正しい生活と検診を」と呼びかける。

原動力は回復した人々の笑顔

不整脈治療の一つであるカテーテルアブレーションは、足のつけ根や首の血管からカテーテルを入れ、不整脈の原因となる電気信号を送っている部分に熱を加える手術。医師や看護師ら10人程度のチームで手術に臨む。合併症など、起こりうることを想定しながら丁寧に準備する。

小さな子どもを持つ母親を担当したことがある。胸の苦しみを抱え、子どもと一緒に遊べないことを悩んでいた。「手術後、元気になった姿を見て、本当にうれしかった」。患者の喜ぶ顔が原動力になっている。

手術中は時間がたつのを忘れるほど集中する。1日に3回の手術をこなすことも。「オンオフをしっかり切り替えるのは得意」と笑みを浮かべる。

対話に時間かけ信頼関係築く

手術の次に時間をかけるのが病状説明だ。手術に抵抗のある人が少なくない。ただ、病状を理解せず、治療を先送りした結果、脳梗塞を起こして後悔する人もいる。「手術を受けるなら、信頼できる人にしてもらいたいはず。どんなに忙しくても、説明の時間は削れない。患者さんやご家族に納得していただけるように尽くしたい」。病状や治療法、術後の過ごし方まで患者の理解を得られるよう努める。

「医師」を将来の夢に掲げていた姉を見て、幼い頃から医師を志していた。循環器内科を選んだのは、研修医時代に出会った、同院不整脈センター長・田上和幸医師の影響。2019年に米盛病院で勤務し始めてからは、上司であり、良き理解者でもある。

「どんどん意見を出し合いながら考えて、自主性を持たせるのが先生のやり方。良いチームで働けている」と充実ぶりを語る。「循環器なら米盛でみてもらいたいと言ってもらえるようになれたら」と思いを胸に抱く。

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山下 恵里香(やました・えりか)さん
プロフィール

霧島市生まれ。2005年大分大学医学部卒業後、鹿児島市の医療機関で勤務。19年4月から米盛病院循環器内科。外来、入院診療、不整脈を治療するカテーテルアブレーションやデバイス治療といった手術をする。

今これに夢中です

「アニメ」

昨年末、「鬼滅の刃」の映画を見て以来、ハマっています。以前は漫画の方が好きでしたが、最近のアニメは面白くて、大人が夢中になるのもうなずけます。最近は鬼滅のほか、「呪術廻戦」「東京リベンジャーズ」「ハイキュー!!」がお気に入りです。

資格について

日本内科学会認定内科医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本不整脈心電学会認定不整脈専門医、ICD・CRT-D植込み認定医、リードレスペースメーカ施行医、皮下植込み型除細動器植込み施行医、リード抜去施行医

今後の目標

患者さんの目線に立ち、できるだけ分かりやすい言葉で、理解を得られるような説明を心がけたいです。これからも安全で満足していただけるような治療をチームで提供していきます。

 

循環器内科って?

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、不整脈、心筋症、高血圧症、心不全など、主に心臓・血管で発生する疾患や病態を対象に、薬物治療・カテーテル治療・デバイス治療などを行う。不整脈診療は、患者の希望に合わせて、女性チームによる診療にも取り組んでいる。

米盛病院循環器内科不整脈チーム

米盛病院循環器内科不整脈チーム


 

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