
鹿児島出身の洋画家・海老原喜之助や吉井淳二の作品などを展示する常設展示場。内観のモチーフは知覧の番傘
水産業の町・枕崎をイメージさせる木造建築
現代アートを中心に500点を収蔵
枕崎市街地を一望する小高い丘に建つ、1988年に開館した木造の美術館。曲線が美しい木造建築は、水産業の町・枕崎をイメージさせる船のイカリがモチーフで、木々の緑、海と空の青に溶け込む。
収蔵作品は約500点。現代アートを中心に郷土ゆかりの作家の作品が収められている。3年に1度開催する国際公募展「枕崎国際芸術賞展」のコンセプトは「枕崎から世界へ新しい芸術を発信」。来(2022)年に第3回目の開催を予定し、まもなく募集が始まる。
- ギャラリー情報
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枕崎市文化資料センター 南溟館
- 枕崎市山手町175[MAP]
- TEL//0993-72-9998
- 営/9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休/月曜、年末年始
- P/あり
企画展会期中は変更あり
常設展示無料
Topics
特別企画展「親愛なる友 フィンセント 動くゴッホ展」
ゴッホ作品(画像・動画)約860点が一堂に会す、西日本初上陸の「デジタルファインアート展」。先進のデジタル技術でタッチに動きを加え、ゴッホが本当に描きたかった心情表現に迫る。4×9mの巨大画面に映し出される動く名画は圧巻。ストーリー仕立ての解説や撮影スポットなど、アート初心者や子どもでも楽しめる内容だ。運営するネオスペース代表・樋口光仁さんは「純粋芸術に触れるきっかけになれば」と語る。
2021年9月5日(日)まで開催(会期中は無休)。大人1000円、高・大生800円、中学生以下無料。前売り券は200円引き。
※本物のゴッホ作品は展示に含まれておりません。
募集!
「Felia!」は、鹿児島のアーティストを応援しています。あなたも「アートギャラリー」で作品を発表してみませんか。
★応募規定
鹿児島県に縁のある人が対象。自薦・他薦、ジャンルは問いませんが、近作(賞受賞作品を除く)に限ります。住所、名前(ふりがな)、生年月日、電話番号を書いた用紙に作品の全体が分かる写真かデータ(返送不可)を添えて、郵送かメールでご応募ください。応募者全員の作品が掲載されるとは限りません。掲載決定者には前もって連絡します。
送り先は〒890-8603 南日本新聞社フェリア編集室「アートギャラリー」係。
メールは「felia@373news.com」まで。
問い合わせはフェリア編集室=099-813-5069。