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ヒラノマリナ ちょっと波乱万丈東京編2 | ついに社会人生活スタート

メイクアップアーティストのヒラノマリナです。

美に関する事はもちろんですが、海外での生活や、アシスタント時代の生活のことなど、
鹿児島-東京-NYでの生活で得た経験を、幅広く連載していきたいと思います!

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とても魅力的で不思議な街・・新宿歌舞伎町

就職したといっても、アシスタント=修行中なので、
お給料はほとんどありません。事務所の採用も、
仕送りがある人前提での採用だったので、仕送りがないことは秘密でアルバイト。

家賃を払うのも大変だったので、上京して初めて住んだアパートの上に住んでいたお姉さんの部屋に転がり込んで、ルームシェア開始~!
女の子2人での生活が始まりました。

昼間は、ヘアメイクの修行に没頭。
アシスタントとして撮影現場へ行ったり、撮影のない日は事務所で
練習したりの日々を送っておりました。

その当時は、ヘアメイクを含めの4つの仕事を掛け持ち。
寝る暇を惜しんで働いてました。いえ、かなり楽しんでました。
時給制のアルバイトを1つ、他の2つは自分で考えてやっていたもの。
仕事とはいえないかもしれませんが、それなりに光熱費くらいにはなってたかな。


その中の1つが歌舞伎町。
2003年の週刊朝日「歌舞伎町人物帖」に載った時の写真

週刊朝日より

週刊朝日より

 

新宿歌舞伎町コマ劇場前にレジャーシートを敷き、
1回500円でメイクアップやヘアカットをする。
お客さんは、夜のお店のお姉ちゃんや、おネエのお兄ちゃん、外人の観光客、家出少女など。

週刊朝日「歌舞伎町人物帖」より(この日は、ワールドカップで大盛り上がりの歌舞伎町)

週刊朝日「歌舞伎町人物帖」より(この日は、ワールドカップで大盛り上がりの歌舞伎町)

そこは、本当の名前も知らないような世界で、
昨日いた子が、今日はいなくなっていたり、突然刑務所から手紙が届いたり、
それはそれはいろいろな人がいて、3ヶ月で人が総変わりするような街でした。

 

下は、当時メイクをしている風景。歌舞伎町コマ劇場前

2011年 週刊朝日「新宿歌舞伎町コマ劇場前ルポ1999-2011」より

2011年 週刊朝日「新宿歌舞伎町コマ劇場前ルポ1999-2011」より

 

そこで、忘れられない出来事がありました。

お金がない人にもヘアカットをしていました。
もちろん何も期待せずにカットするのですが、
終わった後、お金の代わりに必ず500円分の何かを持ってきてくれることに、
はじめは、とても驚きました。

500円分の図書券、マクドナルドのポテト、缶ビール。
どこから持ってきたかわからないけど、必ず500円相当のもの。

感謝の気持ちの表現は人それぞれであること。
見た目で人を判断してはいけないし、
その気持ちがとても嬉しかったことを思い出します。

 

私の大切にしているものの中に「Letterボックス」があります。
頂いた手紙は捨てられないので、小学生の頃からの手紙が残っています。

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歌舞伎町時代に出会ったお友達からも、
よく手紙が届いていました。いろいろな境遇の子が、
いろいろな場所から綴ってくれた手紙。

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今でも、なるべく感謝の気持ちの表現を、
手紙で書くようにしているのは、みんなから教わったのかな。

 

父の影響と母からの教えと・・・

なぜ歌舞伎町だったかと言われると、よく覚えてないのですが、
その当時はとても魅力的で不思議な街でした。

私が小さいころ、父が、言葉に障害をもった方と普通に話をしていたり、
怖そうな人や動物とまでも、普通に話しているようにみえて、
みんなに平等で差別しない父がとても強くてかっこよく見えていました。

そんな父の影響なのか、外見では人を判断しないようにしています。
いくら立派に着飾っていても、中身が充実していないと魅力がないし、
シンプルにしていても、宝石をまとっているかのように輝いている人もいる。

これは母からの教えですが、シンプルこそ1番美しい。
川の流れに身を任せて、どんぶらこっこと精一杯できることを続ける。
難しいことだけど、好きなことを無理なく続けることが
私にできることだと思って活動しています。

東京新聞より(2002年)

東京新聞より(2002年)


余談ですが、当時ルームシェアしていたお姉さん。
今も、東京の事務所を一緒にシェアしています。

当時、東京ー鹿児島間は、青春18切符を使って帰省していました。
お姉さんが初めて鹿児島に来てくれた時の写真です。

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運命とはこのことですね。

歌舞伎町の次は、NYへ行くまでの道のり!
「続けていれば、それぞれに合ったタイミングでやってくる!」

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