
アーモンドみそのしそ巻き
ご飯のお供や酒のあてにいかが?
夏が旬の青ジソは爽やかな風味と香りが食欲をそそります。
今回はアーモンドと米粉を加え甘辛く味付けしたみそを青ジソで巻いて香ばしく揚げた「しそ巻き」を紹介します。外はパリッと、中はもっちりした食感で、ご飯のお供や酒のあてにぴったりです。
アーモンドみそのしそ巻きレシピ
- ~材料~(作りやすい分量)
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- 青ジソ:20~25枚
- アーモンドみそ
- アーモンド:12粒
- 麦みそ:50g
- きび砂糖:50g
- 植物油:大さじ1
- 米粉:30g
みその具はピーナツ、ごま、一味唐辛子、刻んで炒めた青トウガラシなどを入れてもよい
しそ巻きは冷蔵で1週間、冷凍で1カ月ほど保存可能。好みの野菜やご飯と一緒にのりで巻いて手巻き風にして食べてもおいしい
- ~作り方~
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- 青ジソは洗って水気をよく拭き取る。
- フライパンにアーモンドを入れ、弱めの中火で焦がさないようにまぜながら、2、3分乾煎(からい)りして粗く刻む。
- 鍋に植物油をひき、きび砂糖、麦みそを入れ、弱火で砂糖が溶けるまでヘラでまぜる。
- ③に②を加え全体をよくまぜ、米粉を少しずつ加えまぜる。粉っぽさがなくなったら火を止め、クッキングシートを敷いたバットに広げて冷ます。
- ④が冷めたらラップをかけ冷蔵庫で1時間ほど冷やし、細長く20~25等分に切り分ける。
- 青ジソを裏返し葉先に・をのせて巻き、巻き終わりをつまようじで刺して3本ぐらいずつまとめて留める。
- フライパンに⑥が半分ほど漬かる量の油(分量外)を入れ火にかけ、低温で両面を揚げ焼きにする。青ジソがパリッとしてきたら、取り出して油を切る。
料理制作・監修

鎌下直子さん
鹿児島市生まれ。夫、息子、娘の4人家族。
料理好きの祖母や料理講師だった母の影響もあり料理の道へ。出産後、日々の食の重要性を再認識し、食生活アドバイザー、国際薬膳食育師、アスリートフードマイスターなどを取得。レシピ開発や学校・企業での料理講師に携わる。
「家ごはんを大切に」をモットーに食育、伝統料理、料理法、栄養などあらゆる切り口から食スタイルを提案している。
鎌下直子さんのEssay
東北地方の郷土料理として有名なしそ巻きをお土産に頂いてから、後を引くおいしさが忘れられず、アレンジして作るようになりました。
毎年、夏になると消費が追い付かないほど茂る青ジソですが、しそ巻きにすれば多少硬くなった葉でもおいしく食べられます。
シソの葉を十分に摘み終えたら、次はシソの実の塩漬けを仕込みます。
塩抜きしないでいいくらいの塩分濃度で作り、パスタにあえたり、おにぎりに入れてもおいしいです。プチプチとした食感とシソの香りは、この時季ならではの薬味として重宝します。
シソの実の塩漬けレシピ
- ~材料~
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- シソの実:適量
- 粗塩:シソの実の重量の10~15%
- ~作り方~
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- シソを枝ごときれいに洗い、指先で挟んで実をしごき取る。
- 鍋に湯を沸かし、塩少々(分量外)を加えて①を1分くらい湯がき、冷水に取りざるに上げて水気を絞る。
- ボウルに②と粗塩を入れてもみ込み、保存容器に入れる。冷蔵で1カ月ほど保存可能。小分けにして冷凍保存すると長く楽しめる。