
心を整えたい…フェリアスタッフが座禅と写経を体験
『座禅』『写経』。日本古来から続く、心と体を整える方法ですが、皆さんは体験したことありますか?
そこで志布志市にある禅宗の寺・大慈寺で、フェリアスタッフが初めての座禅・写経に挑戦しました。
呼吸で整える、心と体
南北朝時代に創建した、禅宗の臨済宗妙心寺派の寺院。西郷隆盛や大久保利通も禅を学んだと伝わる。1869(明治2)年の廃仏毀釈で廃寺になったが、79(同12)年に再興した。
「立った仏像は人に歩み寄り、座った仏像は落ち着きなさいと教えています」。石田恵一住職による案内の下、少しずつ寺院の空気感に溶け込む。
雨上がり、カエルの鳴き声が境内に響く中、初めての写経に挑戦した。その歴史は日本書紀に記されるほど古い。お釈迦様の教えを一文字ずつ心を込めて書き写せば、今まで気付かなかった鳥の鳴き声や、風の音が頭の中で心地良く響き始める。
いよいよ『座禅』を体験する…
「ゆっくりと呼吸することで、心と体を整えましょう」。座禅体験ではあぐらをかき、呼吸を意識しながら五感を研ぎ澄ます。
「忙しい日々の中、周りの意見やはやりに流され、自分の呼吸すらコントロールできない人が多いです。人生の主人公はあなた。どう生きるのか、自分を信じて行動しましょうよ」。住職の温かい言葉がじんわりと心に染み渡る。
深い呼吸に慣れ、警策で背中を打たれると、頭の中のもやもやが消えて晴れやかな気分に。時には落ち着き、呼吸を整えることで、自分を見つめてみませんか。
大慈寺
- 志布志市志布志町志布志2-1-19[MAP]
- TEL:099-472-1179
座禅・写経体験は、希望日の3日前までに問い合わせを
ストレスフルな現代。忙しい毎日を頑張って過ごしているあなたへ、心を整えるメソッドをお届けします。
時には立ち止まって、心の声に耳をすましてみませんか。あなたにぴったりの「心の整え方」が見つかりますように。