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旅館・総支配人|霧島の原風景守りたい

星野リゾート 界 霧島「総支配人 永田淑子さん」

永田 淑子さん
(星野リゾート 界 霧島/霧島市)

2021年1月末に霧島市で開業した、高級温泉旅館「星野リゾート 界 霧島」の総支配人を務める。「地域の魅力を再発見できる旅」をコンセプトに、開業前から準備を進めてきた。「霧島の原風景を守りたい」とススキの揺れる野の景観を生かし、客室には鹿児島ならではの薩摩和紙の照明やシラス壁のベッドボードを施す。

知恵を巡らせつかんだ仕事

祖母の介護をきっかけに、「心身のケアに携わりたい」とアロマセラピストの資格を取得した。スパスタッフに憧れ、星野リゾートに入社したのは28歳の時。初任地の軽井沢ではサービススタッフを経験した。

やりたいことがあれば手を挙げ、誰でもプレゼンができる社風。同社の美容に特化したホテル「リゾナーレ八ヶ岳」に注目し、山梨ならではのものを取り入れられないかと知恵を巡らせた。

プレゼンしたのは、ワイン造りに使ったブドウの搾りかすを活用した「ビノスパ」。企画は採用され、入社3年目にして同ホテルのスパユニットディレクターを任された。以来、総支配人やディレクターとして五つの施設で経験を積む。「思考が固まってしまうので、2、3年での転勤がちょうど良い」と笑顔を見せた。

地域の魅力を発信 新天地で挑む

性格は人見知り。「たくさんの会話の中で、共感してくれる人、温度感の同じ人とは自然と打ち解けるもの」。異動を繰り返していると孤独を感じることもあるが、各地で出会う同じ目線で悩んでくれるスタッフたちの存在が頼もしい。「世代や上下関係、担当の垣根を越えて、スタッフとはフラットでありたい。経験のない仕事では、私の方が教えてもらうことも多い」

「星野リゾート 界霧島」は、霧島市と地域の魅力発信などに関する「パートナーシップ協定書」を締結した。「私たちが関わることで、観光業界の活性化につなげたい」。休日には市内各地を巡り、頭の中には名産や工芸品の魅力を発信するためのアイデアがあふれる。考え方の根本にあるのは「知りたい」という思いだ。「想像力を膨らますことで、生きていることを実感できる。アイデアは“何でだろう”の積み重ね。現地に足を運び、学ぶくらいの余裕はいつも持っていたい」

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永田 淑子(ながた・よしこ)さん
プロフィール

千葉県生まれ。大学卒業後は都市開発会社でシステムエンジニア、建設会社で事務職を経験した。2007年星野リゾートに入社。初任地の「星のや軽井沢」(長野県)では、フロントやレストランサービスを担うサービスチーム、スパユニットに配属される。09年スパユニットディレクターとして、「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県)の「ビノスパ」企画を成功させる。12年「ウトコオーベルジュ&スパ」(高知県)、15年「界日光」(栃木県)、16年「界川治」(栃木県)の総支配人、17年「リゾナーレ八ヶ岳」のブライダルユニットディレクター、19年に総支配人を務め、20年「界霧島」の初代総支配人に。

HP/星野リゾート 界 霧島

今これに夢中です
「お茶」

日本茶インストラクター資格所得に向けて勉強中。八女や知覧に負けない「霧島茶」の魅力を発信したい。

資格について

アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター、メディカルハーブコーディネーター、温泉入浴指導員、気候療法士

今後の目標

鹿児島・霧島から、旅をおもしろくするきっかけを発信、提供すること。

星野リゾート界霧島

錦江湾や桜島の絶景を望む、心身ともに開放される温泉旅館「星野リゾート界 霧島」


 

永田さんが総支配人を務める【星野リゾート界 霧島】について、フェリアwebでも情報掲載中
詳しくは霧島山麓へご褒美旅に行ってみたい…。非日常と絶景を味わえる厳選宿をご覧ください。

 

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鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

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