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パティシェ|「黒酢×スイーツ」の挑戦

福元 茜さん
(黒酢レストラン 黒酢の郷 桷志田/霧島市)

日本初の黒酢レストラン「黒酢の郷 桷志田」(霧島市福山)でパティシエとして腕を振るう。「コーヒー以外は全てに黒酢を使っているんですよ」と笑みを浮かべる。

高校卒業後、事務職を経験。調理の世界へ飛び込んだのは29歳だった。「日々新しいことに挑戦できる今が楽しい」

人に喜んでもらいたい レシピ考案へ試行錯誤

27歳の時。「せっかくなら好きなことを仕事にしてみたい」。新たな環境で挑戦したいという気持ちがわき上がってきた。

台所に立つことが好きで、きょうだいの友人を手料理でもてなすことも。ただ、調理を仕事にしようと思ったことはなかった。「人に喜んでもらえることが好き。事務職員として毎日働くなかで、このうれしさを仕事にできたら、毎日楽しいかなという思いが強くなった」

今村学園ライセンスアカデミー(鹿児島市)で和洋中の基礎を学び、福山黒酢に入社した。全ての料理に黒酢を使う特殊なレストランだが「黒酢は何にでも合う調味料」と胸を張る。料理の盛りつけなどから腕を磨いた。

転機が訪れたのは2年前。パティシエをすることになった。お菓子作りには正確な分量の計測が欠かせない。加えて、黒酢の特性上、乳製品に加えると分離してしまう。

最初に開発した商品はチーズケーキ。黒酢を加えた甘酸っぱいケーキに、生クリームを添えた。クリームももちろん黒酢入り。何度も改良を重ねた。商品化までには1年かかった。「お客さまからのアンケートに『ケーキがおいしかった』とあると、心の底からうれしい。努力が報われたと感じる」。レストランだけでなく、売店でのお土産としても好評だ。

黒酢の魅力広めるためスキルアップの日々

コロナ禍はピンチを逆手に取り、今春には菓子やパンの資格を取得した。「これを機にパンのこともしっかり勉強しておきたくて」と前を向く。原動力は黒酢の魅力を多くの人に伝えたいという情熱だ。

厨房では紅一点だが、持ち前の明るさで場を和ませる。料理長や同僚のことを「よき先生であり、よきお兄ちゃんたち」と慕う。「料理はチーム。1人じゃないからこそ楽しい。料理の道に来て良かった」

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福元 茜(ふくもと あかね)さん
プロフィール

肝付町生まれ。2003年串良商業高校入学、06年から他社で9年間事務職員として、経理などを担当した。退職後は飲食店で勤務。16年今村学園ライセンスアカデミーに入学。17年福山黒酢入社。

今これに夢中です
「ドライブ」

旅行が大好きですが、今は行けないため、県内各地の素晴らしい場所を再発見するべく走り回っています。お気に入りはやっぱり地元・大隅。カフェなど新しいお店が増えています。時には故郷の内之浦まで車を走らせ、海を眺めています。

資格について

JSFCA手作りパンソムリエ、JSCA製菓アドバイザー、JIAベーカリーパティシエ、JIAお菓子作りパティシエ

今後の目標

黒酢を使ったおいしい焼き菓子を開発したいです。日持ちして、持ち運びできるお土産づくりに挑戦できれば。

 

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鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

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