
帯状疱疹イメージ
夜も眠れないほど激しい場合も…
皆さん、『帯状疱疹』という病気をご存じですか?
いま現在、まさに発症して治療中の方や、中には数か月前、数年前の帯状疱疹の痛みが残っている方はいませんか? そして、その痛みの治療をあきらめて、我慢して生活している方はいらっしゃいませんか?
まず、帯状疱疹とは水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。体の左右どちらかの神経に沿って(帯状に)、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれ(疱疹)が生じるため、「帯状」「疱疹」というのです。ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合もあります。
また多くの場合、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、これは『帯状疱疹後神経痛』と呼ばれ、非常に多くの方を悩ませています。帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあるのも要注意です。
帯状疱疹は、前述のとおり多くの人が子供のときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜んでいて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化し、帯状疱疹を発症します。
つまり、日本人成人の90%以上はこのウイルスが体内に潜んでいて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
このように、帯状疱疹はさまざまな合併症を引き起こすことがありますが、できるだけ早く治療を行うことで予後を改善できる可能性があるので、できるだけ早めの受診と適切な治療が大切です。
われわれの行う『神経ブロック』は帯状疱疹の治癒を早め、長引く痛みから解放できる可能性があるため、上記症状にお心当たりのある方は一度ペインクリニック内科を受けて治療の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
もちろんその方のご希望や注射はちょっと怖い、という場合は内服やリハビリのみも可能ですので、遠慮なく気軽にご相談ください。
フェリア紙上クリニック担当医

ペインクリニック内科
前原光佑 先生
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