
桜鯛と緑黄色野菜のオイル蒸しネギレモンソース
桜の時季のマダイを召し上がれ!
水産資源が豊富な鹿児島湾はタイの漁獲量も多く、県産マダイは味・形が良いと全国的に高く評価されています。
「桜鯛」とも呼ばれ、一番おいしいといわれる桜の時季のマダイと緑鮮やかな野菜を蒸し煮にして、うま味と栄養を閉じ込めました。爽やかなネギレモンソースが素材の味を引き立てます。
桜鯛と緑黄色野菜のオイル蒸しネギレモンソースレシピ
- ~材料~(2人分)
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- 桜鯛(マダイ)切り身:4切れ(1切れ約40g)
- キャベツ:150g
- スナップエンドウ、アスパラガス、ブロッコリーなど好みの緑黄色野菜:適量
- 白ワインまたは料理酒:50ml
- ごま油:大さじ1
- 塩・こしょう:適量
- レモンスライス、青ジソのせん切り:適量
- ネギレモンソース
- 長ネギ(白い部分)みじん切り:40g
- 水:大さじ3
- 酢:大さじ1
- レモン汁:大さじ1
- ごま油:大さじ1と1/2
- 薄口しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:大さじ1/2
- 塩:小さじ1/4
- こしょう:適量
- ~作り方~
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- タイは両面に塩をして10分ほど置く。スナップエンドウは筋を取って、キャベツとアスパラガス、ブロッコリーは食べやすい大きさに切る(スナップエンドウは蒸してから切る)。
- フライパンにキャベツの半量を敷いて①のタイと野菜をのせて残りのキャベツで覆い、しっかり塩・こしょうを振る。
- ②に白ワインとごま油をかけ、強火で1、2分加熱して沸騰してきたらふたをして弱火で10~15分蒸し煮にする。
- ネギレモンソースの全ての材料を合わせて、よくかきまぜておく。
- ③を皿に盛って青ジソとレモンスライスをトッピングし、④をかける。
料理制作・監修

寺地貴子さん
鹿児島市生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、鹿児島サンロイヤルホテルに入社。若手登竜門と呼ばれるトックドール料理コンテストで九州初の女性優勝者となる。
その後、東京やフランスの一流レストランで研修を積み帰国後、鹿児島市東千石町に完全予約制のフレンチレストランと料理教室を兼ね備えたTable de Chic(ターブル・ド・シック)を開業。
オーナーシェフを務める傍ら、1級フードコーディネーターとして料理教室講師、食育活動、フードスタイリング、商品開発など食の幅広い分野で活動中。
- /@tabledechic2014(レストラン)
- /@tabledechic_cooking(料理教室)
寺地 貴子さんのEssay
今回紹介したネギレモンソースは、肉にもよく合います。しょうゆや塩の分量を少し増やして刻みニンニクやおろしショウガを入れると、焼き肉やしゃぶしゃぶのたれにも使えます。冷蔵庫で1週間ぐらい保存できるので、少し多めに作っておくのがお勧めです。
上記レシピではオイル蒸しにごま油を使いましたが、オリーブ油を使うと全く違う風味が楽しめます。いろいろな食材との組み合わせを試してみてください。

豚肉と赤・黄ピーマンのオイル蒸し
豚肉と赤・黄ピーマンのオイル蒸しレシピ
- ~作り方~
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- フライパンや鍋に、ちぎったキャベツと豚薄切り肉を交互に重ねて並べ、食べやすい大きさに切った赤・黄ピーマンをのせる。
- 塩・こしょうをしっかり振り、白ワインとオリーブ油を回しかけ強火にかけて、沸騰したらふたをして弱火で10~15分蒸し煮にする。
- ネギレモンソースをかけて食べる。