
あっ!!! お肌が・・・
便秘がちの人は肌にトラブルが出やすい。
夏は「あせも」に悩む人が多いと思いますが、秋口はさらに肌のトラブルが増えてきます。肌のトラブルがある人に「便秘がありますね」と言うと驚かれます。
まるで私が占い師じゃないかと疑う人もいますが、漢方の世界ではごく当たり前の話なのです。
漢方では体を「五臓」といって五つのグループに分けて考えます(下図参照)。その中で大腸と肌は同じグループに分類されます。早い話、便秘がちの人は肌にトラブルが出やすいのです。

便秘の人は辛い食べ物が苦手な場合が多いのですが、香辛料を摂取することにより便通が良くなり、その結果肌もきれいになるという話もあります。
ダイコンやネギ、シシトウ、ラッキョウといった辛口の野菜を食べるのもおすすめです。
納豆やヨーグルト、チーズ、キムチといった発酵食品を取るのも効果的。ぬか漬けなどもベター。ぬか床で漬物を作るときに欠かせないのは、「強力ワカモト」や「ビオフェルミン」といった整腸剤です。漬物にも自分の体にも、これらの整腸剤は大切なのです。
教えてくれた人

笑漢堂薬局の
川畑耕平さん
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