
霧島市国分の景勝地・ビュースポット・史跡と特産品を知る
鹿児島市に次ぐ県内第2の都市として発展している霧島市。今回は、霧島市国分の景勝地・ビュースポット・史跡と特産品をリサーチ!
台明寺渓谷公園
豊かな緑と石畳の景勝
県道国分霧島線から郡田川沿いに約6km進んだ上流に、渓流を生かした親水公園が整備されています。
火山噴出物が冷え固まった川床が水で浸食され、石畳やおう穴などの景観が続きます。緑の木々に覆われた川沿いには遊歩道や河原へ続く階段が設けられ、川遊びや森林浴のスポットとして人気があります。
台明寺渓谷公園
- 霧島市国分台明寺1253[MAP]
- 問/霧島市観光PR課
- TEL:0995-45-5111(代表)
- HP/霧島市-台明寺渓谷公園
黒石岳森林公園
眺望抜群、キャンプやドッグランを楽しめる
黒石岳(標高524.7m)の山頂近くに整備され、約50ヘクタールの広大な敷地にバンガロー5棟(標準定員4人/利用料:1棟/5,000円・要予約)を備えたキャンプ場やドッグラン(90分/1頭500円、2頭目から300円)などが整備されています。展望台からは鹿児島湾、桜島、霧島連山などを見渡せます。
黒石岳森林公園
- 霧島市国分川内4227-48[MAP]
- 問/霧島市シルバー人材センター
- TEL:0995-42-8585(平日8:30~16:30)
- HP/霧島市-黒石岳森林公園
大隅国分寺跡
県内最初の国指定史跡
国分寺は奈良時代、聖武天皇の命で全国六十余国に建立され、大隅国では奈良末期~平安初期にかけ完成したとみられています。
明治初期の廃仏毀釈(きしゃく)で壊され、現在は公園になっていますが、石造多重層塔と2体の仁王像、観音像の願文を彫った石碑が名残を伝えています。鹿児島県では最も早く国史跡に指定され、今年指定から100年目を迎えるのを機に層塔が修復されました。
大隅国分寺跡
- 霧島市国分中央1-1794[MAP]
- 問/霧島市教育委員会社会教育課
- TEL:0995-45-5111(代表)
島津義久墓所(金剛寺跡)
島津家最盛期を築いた当主が眠る
島津家16代当主の義久は1601(慶長6)年、舞鶴城の築城に取り掛かり、11年に没するまで滞在しました。遺体は鹿児島市の福昌寺に葬られましたが、霧島市の徳持庵と金剛寺にも義久の墓所が築かれ、金剛寺跡には高さ約5mある石造りの三重の層塔がそびえています。塔には「妙谷寺殿貫明存忠庵主」と法名が刻まれ、義久の歯が納められていると伝わります。
島津義久墓所(金剛寺跡)
- 霧島市国分中央2-3840-2[MAP]
- 問/霧島市教育委員会社会教育課
- TEL:0995-45-5111(代表)
国分酒造
日本初の芋麹(こうじ)焼酎
姶良地区の焼酎蔵が合同で1970年に創業し、良質の水を求めて現在地に移転しました。
代表銘柄の「さつま国分」は、県内産サツマイモ「サツママサリ」を原料に白麹で仕込み、甘口のすっきりした味わいが特徴です。蒸したイモに種麹を付けて発酵させる「芋麹製法」を初めて確立したことで知られ、地元農家が復活させたサツマイモ「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」と芋麹で造るフルーティーな香りの「安田」などを生産しています。
国分酒造
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