
珈琲堂ジャマイカと、日本遺産「串木野麓」を散策する(串木野)
すべてはこの一杯に。こだわりの焙煎コーヒーで一息
藤田厚弘さんが1974年に開店。
創業時からの半熱風式焙煎機を使い、豆の甘味を最大限引き出したコーヒーを提供しています。キリマンジャロなどのストレートコーヒー(520円~)と、店独自のブレンドコーヒー(480円~)は各6種類。
「本日最高のデミタス」(550円)は、藤田さんがその日最も状態の良い豆を選んでいれる濃厚な一杯。
ホットサンドやレアチーズケーキなどの軽食もあります。
珈琲堂ジャマイカ
- いちき串木野市高見町20[MAP]
- TEL:0996-32-0709
- 営/9:00~19:00
- P/10台
- 休/日曜日
- HP/珈琲堂ジャマイカ
- /@jamaica1974
- /jamaica.fuji

串木野麓へ。薩摩の戦国武将ゆかりの地
中世の山城・串木野城を中心とした麓で、城跡近くに地頭仮屋跡や幕末期の武家屋敷などが残されています。同城は1342(興国3)年に島津氏が串木野氏を破って支配し、関ケ原の戦いで先んじて伯父・義弘の敵中突破を助けた島津豊久の生誕地とされています。
旧入来邸武家屋敷

城跡の東側にある南方(みなみかた)神社は、山の斜面を平らにした曲輪(くるわ)の部分に鎮座し、1592(文禄元)年に島津義弘が朝鮮出兵で肥前名護屋(佐賀県唐津市)に赴く途中に詣でたと伝えられています。
南方神社
- 鹿児島県いちき串木野市上名[MAP]

県内には、江戸時代に薩摩藩が外敵の攻撃に備えて設けた武士の集落「麓(ふもと)」が各地に残されています。2019年に文化庁の「日本遺産」に認定された麓12地区の中から1地区を紹介します。周辺のグルメスポットと一緒に訪れてみませんか。