
きれいなあの人に聞く美のヒケツ!
あの人がきれいな訳は…顔立ちがすごく整っているとかモデル体型っていう訳でもないのに、きれいな人っていますよね。
『何かとっておきのケアをしているの?』
『どんなプライベートを過ごしているの?』
フェリアスタッフが出会った、輝くあの人の“きれいの秘密”に迫ります♪
今回登場するのは、さつま薬局・薬剤師・漢方アドバイザー、田之上 顕子さんです。
薬剤師・漢方アドバイザー
田之上 顕子さん

薬剤師・漢方アドバイザー
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Q
自然体の笑顔がすてきです。笑顔の秘密は?
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A
幼い頃から虚弱体質で、今も丈夫な方ではありません。
それが男児2人を授かったことで、自分の体に向き合うようになりました。28歳で長男を、34歳で次男を出産したのですが、産後の不調がひどく精神的にも不安定。2人育児で「休む間なんてないんだ」と現実に直面し、栄養学的な観点から漢方薬を始めました。
コツコツ飲んでいたら不調が減ってきて、気付けば前より元気になりました。体調に合わせて使い分けている漢方薬やサプリ。「40代になると体調のいい日が減るので、不調のビッグウエーブを防ぐようにしています」
フルタイムで働きながら元気いっぱいの男の子2人の育児を楽しめているなんて、親も驚いています。不調なく過ごせると幸せを感じます。
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Q
漢方と美の関係は?
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A
漢方の源流である中医学は、中国の皇帝が不老不死のために突き詰めた学問。楊貴妃や西太后も美を追求した究極のアンチエイジングの世界です。中医学では不調の多くが血量の不足に由来します。
シミを直接消す漢方薬はありませんが、漢方による治療は血行をよくして体を潤す機能を上げる。肌や髪のつやが出て、年齢を重ねても若々しく見えます。時間はかかるけれどきれいになるために自分の体を整えるという作業なのです。
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Q
フェリアで薬膳レシピを紹介している田之上さん。こだわりの健康法は?
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A
漢方で体のことを学んでから、子どもの食べるものにも気を配りたくて、薬膳を取り入れました。基本は、血液の原料となる肉魚や豆類などのタンパク質をきちんと取ること。女性の体は月経周期で大きく変動するので、大きな不調の波が来ないように漢方薬は複数使い分けています。
何より元気をもらえるのが、不妊に悩んでいたお客さまが赤ちゃんを連れてきてくれた時ですね。
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