
牛肉のステーキすりおろしオニオンソース
和風のオニオンソースは重宝します!
鹿児島県は牛、豚、鶏の生産量が全国トップクラスの畜産県です。肉のおいしさを引き立てるソースの中でもお薦めの一つが、すりおろしたタマネギとしょうゆでさっぱりした味わいに仕上げた和風のオニオンソースです。
ステーキやハンバーグ、とんかつやチキンソテーなどの肉料理はもちろん、ドレッシングとしても重宝します。
年末年始や特別な日には、ぜひワインなどと一緒にどうぞ。
牛肉のステーキすりおろしオニオンソースレシピ
- ~材料~(1人分)
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- 牛ステーキ肉:1枚(150~200g)
- 塩・こしょう:適量
- 炒め油:適量
- すりおろしオニオンソース(出来上がり約120g)
- タマネギすりおろし:80g(中玉約2/3個分)
- リンゴすりおろし:大さじ2
- ショウガすりおろし:小さじ1/4(チューブでも可)
- 濃い口しょうゆ:大さじ2~3(好みで調整)
- 酒:大さじ1
- 水:90ml
- 砂糖:小さじ1/2
- 酢:小さじ1
- 塩・こしょう:適量
- ~すりおろしオニオンソースの作り方~
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- 塩・こしょう以外のソースの材料を鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にし、あくを取りながら5分間煮詰める。
- 塩・こしょうで味を調える。
タマネギ・リンゴは一口大に、ショウガは薄く切り、全ての材料をミキサーにかけてから煮詰めてもよい
- ~ステーキのおいしい焼き方~
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【オーストラリア産肩ロース肉厚さ約1cmの例】
- 牛肉は室温に20~30分置き、常温に戻す。焼く直前にしっかりと塩・こしょうをする。
- フライパンを中火にかけて、牛脂またはサラダ油大さじ1を熱する。
- 表になる面を下にして肉をフライパンに入れ、強火にする。フライパンを動かさずに強火で1分~1分30秒焼く。
- ひっくり返して火を少し弱めて30秒~1分焼く。3~5分ほど休ませてから切る。
肉の産地や部位、温度などで焼き方が変わります。好みの焼き加減で調整してください
肉の厚さが1.5cm以上ある場合は、アルミホイルに包んで休ませる
料理制作・監修

寺地貴子さん
鹿児島市生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、鹿児島サンロイヤルホテルに入社。若手登竜門と呼ばれるトックドール料理コンテストで九州初の女性優勝者となる。
その後、東京やフランスの一流レストランで研修を積み帰国後、鹿児島市東千石町に完全予約制のフレンチレストランと料理教室を兼ね備えたTable de Chic(ターブル・ド・シック)を開業。
オーナーシェフを務める傍ら、1級フードコーディネーターとして料理教室講師、食育活動、フードスタイリング、商品開発など食の幅広い分野で活動中。
- /@tabledechic2014(レストラン)
- /@tabledechic_cooking(料理教室)
寺地 貴子さんのEssay
すりおろしオニオンソースをアレンジした、簡単にできるポークチャップを紹介します。牛乳を少し入れることで、ケチャップの酸味が和らぎます。
薄切りの豚肉を使えば子供でも食べやすく、お弁当にもお薦めです。ジューシーに焼き上げた肉厚なロース肉に温めたソースをかけると、豪華なメイン料理にもなります。
ポークチャップレシピ
- ~材料~(2人分)
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- 豚小間切れ肉:150g
- すりおろしオニオンソース:50g
- トマトケチャップ:20g
- 牛乳:小さじ1
- 塩・こしょう:適量
- 炒め油:適量
- ~作り方~
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- すりおろしオニオンソース、ケチャップ、牛乳をボウルに入れ、よく合わせる。
- 豚肉に塩・こしょうをしてフライパンで炒め、①を入れて絡める。