この記事のシリーズSERIES

プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

ライフスタイル
フェリア

インターナショナル保育園施設長 | ボーダーレス社会で活躍して欲しい

ラジャ・インターナショナル保育園施設長 福島 さりいさん

ラジャ・インターナショナル保育園施設長 福島 さりいさん

福島さりいさん
(ラジャ・インターナショナル保育園/鹿児島市)

第2子出産を控えた2017年秋。翌春の保育所利用申込のため役所へ出向くと、待機児童が数百人いると知った。悩むより先に、持ち前の直感と行動力でひらめいた。「生まれてくる愛児や、社員・地域の子供のために、理想の保育園をつくってしまおう!」

20代で子供を亡くした辛い経験が、“ママになった今の自分”を後押しし、設置に向けた準備に着手した。甲突河畔の閑静な場所を予定地に決め、妊娠7カ月で保育園の開園を決意し、長男出産予定日の直前まで準備に奔走。半年後に保育園をスタートさせた。

耳から多言語を聞き自己肯定感育む教育

大きな窓から陽光が降り注ぐ、間仕切りのない保育室。通園する0~2歳児19人は、日本人のほかアジア、アメリカ、アフリカなどにルーツを持つ子もいる。言語専任スタッフはベトナム語、中国語、マレー語ほか6か国語に対応。

子供たちは英語で楽しくヨガを習い、スペイン語の歌に合わせ自由にダンス。耳から入る多言語に自然と親しむ。「幼い頃に聞いた発音は記憶に残り、将来必ずよみがえる時が来ると思う。ボーダーレス社会で活躍できる可能性を育てたい」

教育方針は自発性や自己肯定感を重視。親子でニュージーランドに足を運び、世界で評価の声が高い幼児教育カリキュラム「テ・ファリキ」を学んだ経験を基礎に、保育士スタッフらと二人三脚で運営する。

中学時代に単身渡米。世界視野でありのまま

学生時代にいじめを経験した。「自分のどこが嫌いか尋ねても、答えはなかった」。苦しい日々を過ごすより、世界を見たいと単身渡米。すると飛行機の中で、あっけないほど簡単に友達ができた。「ありのままの自分でいられる心地よさと、違いを受容する環境に強くひかれた」。社会人となり、世界に羽ばたく人を支援しようと夫婦で留学会社を設立、現在は代表を務める。

先日、クレヨンを使う5歳の娘が、薄だいだい色を“肌色”と呼んだ。

「これはママの肌色だけど、ブラウンが肌色の人もいるよ」。

世界視野での教育を継続する大切さを、改めて感じている。「目標は高校までの一貫教育へ発展させること。100年後、RaJA育ちの人材が活躍することを夢見ている」

set-CloseUp2

福島さりいさん
プロフィール

熊本県人吉市生まれ。14歳で単身ニューヨークへ渡り、2週間過ごす。

16歳、オレゴン州の州都にあるセーラム・アカデミー・クリスチャン高校へ留学。帰国後、テレアポイントのコンサルティングを経て2017年、熊本の留学支援企業の鹿児島支店を「Radiant Japan Association(RaJA)」として夫婦で独立起業、代表取締役に就任。南九州初の留学専門店として、教育機関での留学説明会や各種手配を行い、元の会社の創業から通算で送り出した留学生は7,000人超。

18年4月、企業主導型保育園を開園。Radiantは「燦然(さんぜん)と輝く」の意味。

今これに夢中です
「チーズケーキといれたてのコーヒー」

コロナ禍で留学業界は影響を受けていますが、かわいい園児に心を充電してもらう日々。ダイエットをさぼる日も意識的につくって、チーズケーキとコーヒーを楽しみながら、ミシンをかけ、絵を描きながら至福の時間をゆっくり楽しみます。

資格について

自身は子育て支援員(職員は保育士、栄養士などの資格を所持。言語講師はTOEFL、TOEICの点数で雇用優遇措置がある)。

今後の目標

日本人が世界にチャレンジするお手伝いを続け、国際感覚や多様性に富んだ、日本を代表する国際企業へと発展させたいと思います。

 

この記事のシリーズ Series of this article

Close up

鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

記事一覧を見る

こちらの記事もどうぞ