
海鮮トマトクリーム煮
ご飯やパスタにもアレンジできる!
秋の深まる頃、食卓でも温かいメニューがうれしい季節を迎えます。魚介たっぷりのトマト煮込みに牛乳を加え酸味を和らげました。
ご飯やパスタを添えて食べるのもお薦めですが、男爵薯(いも)で作った滑らかなマッシュポテトを添えると、さらに優しい味わいです。
海鮮トマトクリーム煮レシピ
- 材料(2人分)
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- 生サケや白身魚などの切り身:100g
- エビ:2~4匹(殻付きのまま煮込むときは、背わたを取って頭をきれいに洗う)
- 魚介(ベビーホタテ、赤イカ、アサリなど):適宜
- タマネギ、ニンジン:各1/2個
- シメジ:1/2パック
- ニンニク:1片
- オリーブ油:大さじ2
- A
- 白ワインか酒:50ml
- トマト水煮缶かトマトピューレ:200g
- 水:100ml
- 砂糖:大さじ1~2
- 固形スープのもと:1~1と1/2個
- 牛乳:150ml
- 塩・こしょう、パセリ、生クリーム:適宜
- 作り方
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- ニンニクは叩いて潰し、タマネギとパセリはみじん切り、ニンジンは5mm幅の輪切りにし、シメジは小房に分ける。魚は鱗と骨を取って一口大に切り、エビは殻と背わたを取る。
イカは足と軟骨を抜いて胴を一口大の輪切りにし、足は内臓を除いて食べやすい大きさに切る。アサリ以外の魚介は軽く塩・こしょうをする。 - 鍋にオリーブ油とニンニクを入れて火にかけ、香りが出たら魚とベビーホタテ、エビ、イカを加え、魚の両面に軽く焼き目が付いたら取り出す。
アサリと白ワイン少々(分量外、酒でも可)を加え、ふたをして蒸し煮にし、貝が開いたら取り出す。 - ②の鍋でシメジ、タマネギ、ニンジンをしんなりと炒め、ワイン・トマトピューレーなど(材料A)を加え中弱火で10分煮込む。
- ③に牛乳を入れて魚介を戻し入れ、全体に火を通す。皿に盛りマッシュポテトと生クリームを添え、パセリを散らす。
- ニンニクは叩いて潰し、タマネギとパセリはみじん切り、ニンジンは5mm幅の輪切りにし、シメジは小房に分ける。魚は鱗と骨を取って一口大に切り、エビは殻と背わたを取る。
マッシュポテト
- 材料(出来上がり約500g)
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- ジャガイモ(男爵薯がお薦め):3個
- 牛乳(生クリームでも可):100ml
- 無塩バター:30g
- 塩:小さじ1/2
- マッシュポテトの作り方
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- ジャガイモは皮をむいて一口大に切り、ひたひたの水で軟らかくなるまでゆでて湯を捨てる。
- ジャガイモを潰しながら牛乳を加えてまぜ、火を止めてバターと塩を加えよく混ぜる。裏ごし器やブレンダーを使うと滑らかに仕上がる。
料理制作・監修

松﨑直子さん
薩摩川内市生まれ。夫の転勤に伴い県内離島含む10市町村に移住を重ね、現在は故郷の薩摩川内市で夫との2人暮らし。
暮らしの一部になっている料理・お菓子作りは「家族や友人との大切なコミュニケーションツール。調理は旬の食材と四季が頼りの独学です」と語る。
温もりを感じる美しい料理の数々は、写真共有サイトInstagram(インスタグラム)で19,000フォロワーから支持されている。
松﨑直子さんのEssay
秋の作物が市場をにぎわす頃、わが家にジャガイモの旬が訪れます。北海道美瑛町で農業を営む友人から届く箱いっぱいの新鮮なジャガイモは、キタアカリ、男爵薯、とうやなど品種も豊か。
十勝岳を望む大らかな自然を想像しつつ品種に合った料理法を数十年楽しんできました。男爵薯で作るマッシュポテトは肉の付け合わせに重宝しますが、アレンジしてスープやドーナツ、チーズケーキなど多彩に楽しめます。
中でもお薦めの1品をご紹介します。
ジャガイモのパンケーキ
- 材料(直径約10cm×6枚)
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- マッシュポテト:100g
- 卵:1個
- 小麦粉:100g
- ベーキングパウダー:小さじ1強
- 砂糖:大さじ3
- 水:大さじ2~3
- サラダ油:適宜
- ボウルにマッシュポテト、ふるった粉類、砂糖、卵、水を入れて泡立て器でよくまぜ、切れずにゆっくり落ちる硬さの生地を作る。
- サラダ油を熱し、拭き取ったフライパンに生地を10cm大に円く延ばしてふたをし、上面が乾いたら裏返して焼く。
- サラダやポーチドエッグを添えて食べる。