
説明ポップの「オレンジの様な」「ナッツの様な」って!?
「カッピング」とはテイスティングのことで、コーヒーに携わる者にとって一番重要なスキルであると思います。なぜなら、豆の買い付け、焙煎の良しあし、お客様とのコミュニケーションなど、すべての工程で関わるからです。
ヴォアラ珈琲では、コーヒーの説明のポップに「オレンジの様な」「ナッツの様な」など、スタッフがカッピングをして感じ取ったことを書いています。
よく「果物の味が本当にするの?」と疑問に思われる方もいらっしゃいますが、コーヒーと向き合っていくうちに、だんだんとこれらのフレーバーを感じ取れるようになります。
さまざまな表情を見せてくれるコーヒー
カッピングの方法は至ってシンプルです。カッピングボウルと呼ばれる容器に、ひいた豆を入れ、沸騰したお湯を注いでから4分間待ちます。フィルターを通さないのは、ダイレクトに豆の味を判断するため。熱湯を使うのは、コーヒーの成分がより抽出されるからです。このカップを45分かけてじっくりカッピングしていきます。
カッピングに特別な才能は必要ありません。訓練すれば誰でも、コーヒーの味を見極められるようになるといわれています。コーヒーは熱いときから冷めていくとき、さまざまな表情を見せてくれます。冷めてもおいしく感じるコーヒーは、実は良いコーヒーなのです。
教えてくれた人

日本一元気な旨い珈琲豆専門店
ヴォアラ珈琲
鹿児島県内に4店舗展開中
- TEL:0120-86-4151
- HP:http://www.inouecoffee.com
- ONLINESHOP:http://www.umaicoffee.jp