
天文館九月灯ポスター
新型コロナウイルスの影響で、大きな打撃を受けた天文館の飲食店を支援するイベントが9月25日から、鹿児島市の天文館公園で始まる。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、飲食物を提供する。どんなイベントになるのか。その内容を実行委員会に聞いてみました。
- こんなイベントです!
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- 9月25日から10日間
- 出入口は1カ所に限定
- 検温と入場承諾書記入あり
- テイクアウト主体に15店舗
- 飲食スペースに飛まつ防止板
- 出前館のデリバリーもできる
- ハッシュタグは「#天文館九月灯」
天文館出前便が発起人
Facebookページで6,000人を超すメンバーが参加する「天文館出前便」の呼び掛けに応じた有志でつくる実行委員会だ。コロナ禍で六月灯が軒並み中止になったことを受け、「九月灯」と名付けた。
天文館公園で9月25日~10月4日の10日間、毎日15店舗が出店し、テイクアウトメニューを販売する。
出店者は前後半入れ替え制
出店者は5日間ずつ前・後半で入れ替える。居酒屋や料理店はフードのみ、バーがアルコールのみを販売し、それぞれが共存をはかるのが特長。飲食ブースも約30テーブル設け、会場外で購入した飲食物も持ち込み可能だ。
また、鹿児島出店が相次ぐ出前館などのデリバリーサービスも注文できる(一部割引特典あり)。まさに「テイクアウト祭り」的なイベントとなる。
感染防止対策を徹底
会場周囲にフェンスを張り、出入り口を1カ所に限定する。検温、手指の消毒を徹底するためだ。代表者には氏名・連絡先の記入を義務付ける。会場の飲食テーブルには飛まつ防止の間仕切り板を設ける。
実行委員長で「焼肉の和牛門」オーナー、原口武義さん(44歳)は「三密になりがちな集客型イベントが長期間開催されず、県内各地で打開策を見いだせずにいる。保健所や市役所と検討を重ねた。売り上げが激減した飲食店を支援するとともに、ウイズコロナ時代の飲食イベントとして、道しるべを示したい」と話している。
土日は11時半~20時開催
開催時間は月~金曜が午後5時~9時、土日曜が午前11時半~午後8時。
10日間という長丁場のイベント。現地に行った方はぜひ、ハッシュタグ(#天文館九月灯)を付けてSNSに発信してみてくださいね。感染防止対策をバッチリ取って、お祭りを楽しみましょう!
協賛金も絶賛募集中
感染防止対策に会場周辺に柵を立てたり、飲食スペースに間仕切り板を設けるため、多くの資金が必要だ。このため、実行委員会では期間中の運営ボランティアや協賛金も募っている。
詳しくは実行委事務局(総広内)=099-227-4002
天文館九月灯Facebookイベントページ
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