プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

おもしろ
Josh and SusannaJosh and Susanna

マテ茶 | “ボンビーヤ”で味わうアルゼンチンの飲み物

マテ茶を伝統的な木製のカップで味わう…

突然ですが、想像してみてください。あなたは今、南米を旅しています。アルゼンチン滞在中のある日、日本にすごく興味がある店のオーナーと出会い、会話を始めました。

話し始めて数分後、オーナーが「今日はもうお店おしまい!」と言い、「友達と飲みに行くから一緒に来ないか」と誘ってくれました。探求心の強いあなたは、喜んでOKすることに!

オーナーのあとをついて歩いているうちに、ワクワクしてきました。「バーに行くのかな、それともコーヒーショップかな、レストランかな」。ところが、やってきたのは、街の中にある中央公園入り口。

公園の真ん中に座っていたオーナーのもとへ、彼の友達が手を振りながら近寄ってきます。あなたは思います、「きっとここで待ち合わせをしていて、合流してからどこか別の場所に行くつもりなんだろうな」。ところが、あなたを連れてきた店のオーナーは、友達と公園のベンチに座り始めたではないですか。ビックリしたあなたは、新しい友達が「隣に座りなよ」と声をかけてくれるまで、立ちつくすしかありません。

言われるがままベンチに座ってみると、彼らは「よ~く見ておきなよ」と言い、ひょうたん形をしたカップを取り出しました。そして、すりつぶした、お茶のような材料を入れ始めます。今までにかいだことのないような強い匂いが漂ってきます。オーナーは水筒を取り出し、そのひょうたん形のカップにお湯を注ぎ始めました。そして、すぐ隣にいる友達にカップを手渡します。友達は、先端に球がついた奇妙な金属製のストローを取り出し、カップに入れて飲み始めました。

仲間と談笑しながら「イェルバ・マテ」を回し飲みするアルゼンチンの人々

仲間と談笑しながら「イェルバ・マテ」を回し飲みするアルゼンチンの人々

オーナーがグループのみんなにあなたのことを紹介してくれ、あなたは日本についての話をしたり、アルゼンチンについて質問したり。そうこうしているうちに、ひょうたん形をしたそのカップは、みんなの輪を一周しました。それぞれが自分のストローを持ってきていて、一つのカップで回し飲みするのです。隣の人にカップを渡す前に中身を飲み干し、また次の人に渡していく―という風に。

そして、もうすぐあなたの番がやってきます。ストローをもっていないあなたは緊張気味。どうやって飲めばいいんだろう? でも大丈夫、仲間の一人が、用意してくれていました。彼は、新たにお湯を注いだカップと一緒に、フィルターの役目を果たすバネが先端についたストローを手渡し。あなたはストローを差し、一口飲んでみました…

熱い! めっちゃ、熱い!

 

でも、舌をやけどするほどではありません。ミントのような香りがして、とても爽やかな味です。あなたはカップをきれいに飲み干し、隣の人に手渡しました。さぁ、今度は彼の番です。最後のお湯をカップに注ぎ、飲み干したところで、楽しい会話も終わり。ほっぺにお別れのキスをし始め、さよならしました。

ひょうたん形のカップが目を引く「イェルバ・マテ」

ひょうたん形のカップが目を引く「イェルバ・マテ」

あなたが立ち上がると、新しく友達になったアルゼンチンの彼がストローを手渡していいました。「それ、プレゼントするよ。“ボンビーヤ”って言うんだ」。これであなたは、今晩みんなで楽しんだ飲み物をいつでも飲むことができます。その飲み物は「イェルバ・マテ」。アルゼンチンの代表的な飲み物です! ボンビーヤは、アルゼンチンだけでなく、南米のいろんな国で使います。日本に帰るのは、この興味深い飲み物を飲んでからにしなくちゃね!

先端に茶こしのようなものがついたタイプの「ボンビーヤ」

先端に茶こしのようなものがついたタイプの「ボンビーヤ」

あ・と・が・き

記事中で紹介したカップは「ひょうたん形」となっていますが、伝統的なオリジナルのカップは、本物のひょうたんをくり抜いて作られているそうです。それが時代とともに改良され、木製、プラスチック製などさまざまな素材で作られるようになり、形だけは、伝統的な形を残しているものが多いんですって!

こちらの記事もどうぞ