
今宵は『らーめん居酒屋 かどの家』にて
ライター鯱の酒場放浪記(鹿児島市泉町)
ラーメンののぼりがはためく店頭に、夜は赤ちょうちんがともる。「だれやめセット」(1,100円)は、ビールを含む飲み物2杯に枝豆、小鉢、唐揚げが付く。
迷わずビールを選ぶと、なんとジョッキで出てきた。発泡酒ではない。唐揚げは、こぶし大が2個。この価格で大丈夫か。心の声が漏れた。
「家族経営だから」とほほ笑む代表の山元敬史さんは、ラーメン店で修業して6年前に鹿児島市小松原で独立。このときの店舗がビルの一角にあったのが店名の由来だ。3年前に現店舗に移転。敬史さんの妻と両親も店に立つ。
座敷では子ども連れの夫婦が同じセットを楽しんでいる。ほのぼのと2杯目のビールを飲み干し、「さっぱりしますよ」と勧められた鶏ガラベースの「醤油らーめん」(650円)で締める。さあ帰ろうと時計を見たら、まだ19時。大人になった気がした。
今宵はここでひとり酒。
らーめん居酒屋 かどの家
- 鹿児島市泉町5-13若林ビル 1F[MAP]
- TEL:099-298-5568
- 営/11:30~14:30、17:00~L.O.21:00
- 休/日曜、祝日の夜
- 酒場DATA ※価格は税込み
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- ビール:生ビール/500円
- 焼酎:1杯/300円~
- 飲み放題コース:3,000円
- 飲み放題のみ:なし
- ビールも飲み放題:プラス500円
- 女ひとり酒レベル: 白帯
- お手洗い:洋式
※女ひとり酒レベルは、ライター鯱の主観です。
白帯 :女ひとり酒の客多し
紫帯 :ドアを開けば笑顔で歓迎
茶帯 :1回行けば、あら平気♪
黒帯 :女は度胸! 心が強いのか鈍感なのか