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農業未経験の夫婦が挑む、有機栽培の「鹿児島産」イタリア野菜

農業未経験の夫婦が挑む、有機栽培のイタリア野菜

冬に収穫を迎えるイタリア野菜

タルディーボ、プンタレッラ、カステルフランコ。鹿児島市四元町の坂本純崇さん・知佳さん夫妻の畑で、冬に収獲するイタリア野菜の名前だ。初夏に収獲期を迎えるズッキーニなどに比べ認知度は低い。純崇さんは「冬のイタリア野菜は香りが強かったり、苦かったり。まだ日本になじまず流通しないのでは」。

大阪から移住した鹿児島で…

純崇さんは大阪府出身。8年前に友人の誘いで鹿児島に移住し、勤めた会社で野菜を販売した。このとき出会ったシェフに野菜作りを勧められ、6年前、畑を借りて就農。

「どうせやるなら面白いことを」と、希少性があって魅力的なイタリア野菜の有機栽培に着手した。

イタリア野菜づくりに挑む夫婦

イタリア野菜づくりに励む坂本さん夫妻

「無謀」と言われた1年目

50品目を試作した1年目は、発芽しなかったり、売りものにならない出来栄えだったりと失敗続き。農業未経験で栽培法が確立していない作物への挑戦は、市の農業指導員らに「無謀」としか言われなかった。

めげずに試行錯誤を繰り返し、今は町内5カ所の畑、計0.8ヘクタールほどで年間約30品目のイタリア野菜を生産。食材を輸入品に頼っていた西洋料理店に喜ばれ、SNSを通して個人で野菜を取り寄せる客も増えた。

ロゴシール

坂本さん夫妻が作った野菜に貼られるロゴシール

芽キャベツ

シチューやグリル料理に重宝する芽キャベツ

有機野菜

フェンネルはサラダ、スープ、クリーム煮に

畑には3歳の長男、旅人君の姿も。「最近は安定して出荷できるニンジン、タマネギなども作り始めた。経済的な理由もあるけれど、地元の学校給食に取り入れ、食育の一端を担えたら」。

常識にとらわれず挑戦を楽しむ姿勢は、息子に見せたい父の背中だ。

畑を走る旅人君

坂本夫妻の畑を走り回る長男の旅人君。「虫を見つけたり、一緒に収穫したりと、畑は子どもにとってうれしい遊び場」と知佳さんは言う

MHS.ORGANIC

  • TEL:090-2596-9193

 

よかもんのススメ…

天文館まちの駅・ゆめりあ

天文館アーケード・ぴらもーるにある物産館。店主の武田清孝さんは坂本さんの野菜を「有機栽培で見た目も良く、きれい。手に取るお客さまが多く、名指しで購入される人も」と絶賛する。店には県内50件以上の農家が持ち込む野菜が並ぶ。

天文館まちの駅・ゆめりあ

天文館アーケード・ぴらもーるにある物産館

主な入荷日は火曜と土曜。3月上旬の火曜午前に店をのぞくと、タケノコ、ツワ、パクチー、ルッコラ、クレソン、ワサビ菜、ヤーコンなど、スーパーであまり見かけない野菜がそろっていた。「料理好きな人に喜ばれます。いろんな野菜があるからたくさん食べて」と武田さん。

天文館まちの駅・ゆめりあ

  • 鹿児島市東千石町8-24[MAP
  • TEL:099-226-8603
  • 営業時間:9:00~19:00
  • 休日:なし

 

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