
夫のわたるさんと夫婦共働き。帰宅後は一人息子の子育てに追われる日々。
今宵はフェリア副編集長のみぽ夫妻のデートに密着。
結婚して12年目、両親に子どもをお願いして(ごめんね)、たまには恋人時代みたいに飲みに行こう。
「前に来たのはいつだったけぇ」。赤ちょうちんの通りを進めば、あちらこちらから楽しげな笑い声。「あれもおいしそう」。夫婦できょろきょろと目移り。店が決まれば、さぁ乾杯。
じどりーの

- 黒さつま鶏の炭火焼き:850円・Sサイズ
料金は税抜き
ランチタイムにも気軽にどうぞ
「席空いていますよ」。ママさんスタッフあきさんの笑顔に導かれ、黒さつま鶏の専門店へ。
「やわらかくて香ばしい」と、一番人気の名物「黒さつま鶏の炭火焼き」に舌鼓。
1杯目のグラスが空く頃には、あきさんと子育てトークで意気投合し、店内は笑いに包まれる。

スタッフ あきさん

隣の席は、熊本から出張で鹿児島に来ていたサラリーマン。「5軒は回りたい」。スタンプカードを手に、すっかり屋台村のとりこに。
Zen-shin
ぜんしん

- 黒牛・黒豚・黒さつま鶏の瞬間薫製:1,200円
料金は税抜き
牛・豚・鶏、鹿児島のおいしいお肉を提供
10種類の世界のワインがそろう"屋台ビストロ"。
桜チップで薫製するこだわりの鹿児島のおいしいお肉にわたるさんのお酒は進み、「こんな本格的な洋食が食べられるなんて」。
店長の中林さんはソムリエの資格保持者。「爽やかな白ワインを」と、ワイン初心者みぽのオーダーにもクールに応じた。

中林店長(左)とスタッフともやさん

「スタンプを集める達成感が魅力」と話すのは、千葉県在住で常連の酒屋さん。全店制覇の証、記念木札を40個持つ。「屋台村には鹿児島のおいしい食材がそろっている」
ぶえんもゆかり

- お刺身ごっ魂盛り:1,500円・2人前
料金は税抜き
記念日にはサプライズの相談に乗りますよ♪
「おやっとさぁです」。ほんわか、ゆるい鹿児島弁で迎えてくれたのは店長のゆかさん。手際よく魚をさばきながら、客の会話に相づちを打つ。常連の渓さんは「ゆかさんと出会ってからはここで飲むのが楽しい」。
名物のお刺身ごっ魂盛りは毎朝市場で仕入れる、新鮮な地魚で作る。
程よく酔いも回り「全然家事をしてくれないんですよ」と、わたるさんから普段言えない妻への要望がポロリ。

店長 ゆかさん
すかさず周りの客が笑いで受け止め、ゆかさんと8席の客との間に一体感が生まれる。

「今日は一緒に来られて良かった」と上機嫌のみぽ。日頃の家事へのお礼も兼ねて、わたるさんへ誕生日の革財布をプレゼントした。
愛加那

- コラーゲン塩ラーメン:680円
- もずくの天ぷら:680円
料金は税抜き
郷土料理を食べにいも~れ♪
最後に立ち寄ったのは奄美料理の専門店。メニュー表の"コラーゲン"の文字にみぽが反応。「これを食べたら明日のお肌はぷるぷる」と、鶏飯のだしをベースに作った「コラーゲン塩ラーメン」を注文した。

トッピングのとろとろ豚骨にアオサ、たっぷりの野菜で、締めに食べても罪悪感のないあっさりとした味。「15時間、鶏を丸ごと炊いて作った直伝のスープを楽しんで」と店長の中村さん。
もずくの天ぷらの具材はもずくのみ。外はカリッと、中はもちもち、しっとりの新食感で病みつきに。

店長 中村さん
宇検村出身で、40度の黒糖焼酎「紅さんご」をさらっと勧めてきた。「飲みたいけれど…」。みぽの頭には子どもの寝顔が浮かぶ。「また来んならね~」と2人で再訪を誓った。
旬果旬菜 かごしまブランド産品フェア
3/20(金・祝)~29(日)
かごしまブランド産品を使用したオリジナルメニューを、各店舗で販売
農畜産物が抽選で当たる、スタンプラリーを実施
NPO法人 鹿児島グルメ都市企画
- 鹿児島市中央町6-4[MAP]
- TEL:099-255-1588
- 休/第1・3月曜(祝日の場合は翌平日)
- HP/かごっまふるさと屋台村
かごっまふるさと屋台村MAP