
Felia!をご覧の皆様、こんにちは。今回、鹿児島ウエディング協議会コラムを担当させていただきます、Amaminosato South Villa Garden ウエディングプランナーの西あかねと申します。
今回は6月17日に行われました「鹿児島グッドウエディングアワード2014」で私が担当した、楽しさと気持ち溢れるサプライズ演出の結婚式を紹介させていただきます。
ゲスト全員を目一杯楽しませたい!
サプライズで溢れる結婚式をしたい!
人を喜ばすことがお好きな新郎様と、いつも笑顔いっぱいの新婦様。そんなおふたりから「西さんだったら私たちの思い描く結婚式を実現できるかも!」とのお言葉をいただき、おふたりのためにも畏まった結婚式ではなく、明るく楽しい結婚式を提案できればと思い、結婚式に臨みました。


福岡での新生活になる為、今後ゲストの皆さまにお会いできる機会がどうしても少なくなってしまうおふたり。離れてしまうことで、皆さんになかなか恩返しをする機会も減ってしまうことから、この結婚式を通して、精一杯の感謝の気持ちを皆さんに伝え、楽しんでもらえるような機会にしていただきたいと思いました。
また、「通常の披露宴のようにはしたくない!」とおっしゃる新郎様。当日、新婦様やゲストの皆さまがあっと驚くサプライズ演出を取り入れることになりました。
ただのサプライズではなく、気持ちのこもった演出を


本来、主賓格のゲストに乾杯の音頭をお願いすべきところ、その大役は甥っ子君が・・。「主に恐竜を研究されている古生物学者」という肩書きで、MCより紹介いただいたところ、会場は爆笑。サプライズ演出をしたいおふたりにとって幸先のよいスタートになりました。
しかし、サプライズの本番はここからです。福岡に転勤になってから毎朝欠かさず起こしてもらい、お弁当を手作りされている新婦様へ、日頃の感謝の気持ちを込めてサプライズプレゼントをしたいという新郎様から、手作りの新婦様お名前入り包丁をプレゼントしたいというお話を伺っていました。
普通のサプライズならば、包丁という、あまり結婚式でのプレゼントに使いそうにないものを、言葉を添えて渡してしまうだけでしょうが、今回の結婚式では、感謝のメッセージ映像と実際に包丁を作る工程を記録した映像を上映するという演出。


普段から明るく笑顔の絶えない新婦様ですが、突然のサプライズに涙される場面も。会場共に涙の瞬間となり、サプライズと新郎様から新婦様への感謝の気持ちを伝えるという、おふたりにとっても大満足の演出となったようです。


結いの心 Wedding
本当に仲良しなおふたりで、打ち合わせ中は私自身沢山笑いながら進めることができました。新婦様より「結婚式の準備はもっと堅苦しいものだと思っていたけど、こんなに楽しいとは思ってもいなかった!」とお話しいただけて、打ち合わせなどの準備も含めおふたりの心に残る結婚式となったようでした。
今まで多くのカップルの結婚式を担当してきましたが、「一組一組の思いや背景を理解しよう!」「できる限りおふたりの思い描くお式の形に近づけたい!」と毎回思います。
私のモットーでもある「飾らない接客スタイル」で、一人でも多くの皆さまが笑顔になれるような結婚式を、ウエディングプランナーとしてこれからもカップル様と一緒につくっていきたいと思います。
