
十曽ダム
青少年旅行村や親水施設で自然を満喫
シイ、タブなどの原生林に覆われた十曽渓谷から流れる十曽川上流の十曽ダム(=トップ写真)は、伊佐市大口の十曽土地改良区のかんがい用として1946年に完成しました。
十曽池は周囲約4キロメートルで、一年を通して豊かな水をたたえ、緑の森を湖面に映し出しています。
隣接地はバンガローやコテージを備えた十曽青少年旅行村(キャンプ場)。ダムの下には流水を利用した小川や親水施設、芝生広場などもあり、静かな雰囲気の中でくつろげます。
⚠ダムとダム湖は災害や点検、放水のときなど、見学できない場合があります
- 十曽ダムDATA
-
- ダム堤の高さ:23.3m
- ダム堤の長さ:90m
- ダム湖の総貯水容量:48万立方メートル
十曽ダム
じっそダム
- 伊佐市大口小木原[MAP]
- TEL:0995-29-4113 (伊佐市伊佐PR課)
鹿児島県内各地の河川上流にはダムが設けられ、ダム湖が広がっているところがあります。ダムの役割は飲料水や田畑のかんがい用水確保、発電などの「利水」と、豪雨時に下流に流れる水量を調節する「治水」の二つに分けられます。中には施設を見学できるところや、湖面を眺めながらくつろげるスペースを備えたところもあります。ダムとダム湖のダイナミックさを感じてみませんか。