
ベーコンとオリーブのサブレ
おやつにもなる、甘さ控えめのおつまみ系サブレ。
甘さ控えめのチーズ味のサブレは、おやつとしてはもちろん、ワインのおつまみにもぴったりです。オリーブオイルとチーズ、ベーコンの香りとさくっとした食感、ほろっとした口どけで大人にも子供にも人気です。
チーズはパルメザンやパルミジャーノなどお好みで。生地を冷凍保存しておけば、食べたい時にさっと焼けて便利です。
ベーコンとオリーブのサブレ
- ~材料~(直径3.5cmで約30枚分)
-
- 無塩バター:55g
- 粉砂糖:15g
- 薄力粉:110g
- 粉チーズ:25g
- エキストラバージンオリーブオイル:大さじ1/2
- 塩:2つまみ
- 黒オリーブ:20g(水分をよく拭き取り、粗みじん切り)なければグリーンオリーブでも可
- ベーコン:20g(4、5mmの角切り)
- ~作り方~
-
- 粉砂糖、薄力粉は振るっておく。バターは常温にもどし、クリーム状になったら粉砂糖を入れ、泡立て器でよくまぜる。
- ①に残りの材料を入れ、手でまぜながらひとまとめにする。
- 広げたラップに②を置き、ラップをかぶせて麺棒で5mm~1cm厚さに延ばし、冷蔵庫で1時間ほど生地を休ませる。
- 好みの型で抜いて天板に載せ、170~180度のオーブンで15~20分焼く。
好みでフルールドセル(粗塩)を少量載せて焼いてもおいしくいただけます。
生地にカルダモンパウダーを少量加えると風味が増します。
料理制作・監修

寺地貴子さん
鹿児島市生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、鹿児島サンロイヤルホテルに入社。若手登竜門と呼ばれるトックドール料理コンテストで九州初の女性優勝者となる。
その後、東京やフランスの一流レストランで研修を積み帰国後、鹿児島市東千石町に完全予約制のフレンチレストランと料理教室を兼ね備えたTable de Chic(ターブル・ド・シック)を開業。
オーナーシェフを務める傍ら料理教室・短期大学非常勤講師、食育活動、フードスタイリング、テーブルコーディネートなど食の幅広い分野で活動。
HP/ターブル・ド・シック
寺地貴子さんのEssay
春先から5月ぐらいまでの、植物が芽吹く季節が大好きです。

エディブルフラワー
たくさんの種類のハーブやエディブルフラワーを店で使えたらと思い、2年ほど前からガーデニングを始めました。最初は失敗ばかりでしたが、今では年間を通じて30種類ぐらいの植物が元気に育っています。
ハーブは乾燥させて粉末にした物を塩と合わせてハーブソルトにしたり、生のままオリーブオイルに漬け込んでハーブオイルにしたりして使うと料理のアクセントになり、とても重宝します。レストランでは、食後のフレッシュハーブティーとして大人気です。
エディブルフラワーは料理教室で使い方を教えることが多く、とても喜ばれます。自宅でも卓上花にしたり、タルトやケーキの飾りに使ったりと四季折々楽しんでいます。今年もまた新しい品種の苗を植えたので、成長が今から楽しみです。