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締めキビナゴの手綱ずし | ごちそう家ごはんメニュー&レシピ

締めキビナゴの手綱ずし

締めキビナゴの手綱ずし

新鮮なキビナゴで宝石のような輝きを放つ手綱ずしを

地元産の新鮮なキビナゴの刺し身を酢で締めて、彩り素材と一緒に巻き込みました。キビナゴの背がきらりと輝きを放つ手綱ずしです。

春らんまんの心浮き立つ季節、旬を感じさせる料理を重箱に詰めて、お花見を楽しみます。

 

締めキビナゴの手綱ずし

~材料~(2人分)
  • すし飯:1合分(白ご飯茶わん2杯分)
  • すし飯用合わせ調味料
  • 酢:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1
  • 塩:小さじ1
  • キビナゴ(刺し身用):10匹
  • キビナゴを締める調味液
  • 塩:少々
  • 酢:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1/2
  • サーモン刺し身(柵):10cm長さに薄切りした物10枚
  • 薄焼き卵:1/2枚
  • 薄焼き卵1枚分の作りやすい分量
  • 卵:1個
  • 塩・砂糖・酒・水溶き片栗粉:各少々
  • キュウリ:1/2本(ピーラーで薄切りにする)

ちらしずしの具をみじん切りにして大さじ3をまぜ込んでもおいしいです。桜鯛の昆布締めや塩ゆでした海老の開きなど、好みの魚で。菜の花など旬野菜だけを使っても楽しめます。

~作り方~
  1. 手開きし骨を外したキビナゴを調味液に10分ほど漬けておき、白っぽくなったらキッチンペーパーで水気を取り、片身ずつ2枚に分けて背びれを取り除いておく。
  2. キュウリとサーモンを長さ10cm幅1cmに、薄焼き卵は1cm幅(10枚)に切っておく。
  3. すし飯を2つに分けてラップを敷いた巻きすに細長く置き、20×3cmほどの棒状に整えてくるんでおく(2本作る)。
  4. 巻きすに新しいラップを敷き、皮を下にしたキビナゴ、キュウリ、サーモン、薄焼き卵を斜め45度で全体が20×8cmぐらいの長方形になるように並べる。真ん中に③をラップを外して載せ、巻きすで巻いて軽く形を整える(2本作る)。
  5. ラップでくるんだまま、酢水で湿らせた包丁で端を切り落とし、5等分にカットする。切り終わったらラップを外し、重箱や皿に盛り付ける。

料理制作・監修

松﨑 直子さん

松﨑直子さん

薩摩川内市生まれ。夫の転勤に伴い県内離島含む10市町村に移住を重ね、現在は故郷の薩摩川内市で夫との2人暮らし。

暮らしの一部になっている料理・お菓子作りは「家族や友人との大切なコミュニケーションツール。調理は旬の食材と四季が頼りの独学です」と語る。

温もりを感じる美しい料理の数々は、写真共有サイトInstagram(インスタグラム)で18,000フォロワーから支持されている。

Instagram/@komugi3955

松﨑直子さんのEssay

行楽日和の休日、出無精な私と夫が選ぶ外出先に、高台の公園があります。家族連れでにぎわう広場の隅で、わが家の遠い昔の子育て時代の光景を重ね、持参したお弁当をつつくのが恒例です。おにぎりと作り置きの総菜を詰めた質素な昼食も、野外で頂くと数倍おいしく感じられます。

桜の季節のお菓子

桜の季節のお菓子

桜の季節に繰り返された送別歓迎のお手伝いにいそしんだ数十年。お花見とは無縁な春でも、質より量のお茶菓子をこしらえることで楽しめました。

夫が定年退職した今も桜の季節が近づくと、抹茶や桜葉、桜の花やイチゴを使ったお菓子作りが楽しく、修業のような手仕事に没頭する自分を許してしまいます。

夫と迎える春を数えて31回目。今年はいつもより少し見栄えのする総菜と菓子を詰めて、愛おしい年月を重ねてきたわが家の歩みを振り返りながら、平成最後の満開の桜をゆっくりと見上げたいものです。

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ごちそう家ごはん

「食」は暮らしの根っこ。気持ちを込めて丁寧に作った食事は、お腹だけでなく心も満たしてくれます。鹿児島県内在住の料理家3人が、身近な食材を使った「ごちそう 家ごはん」を交代で提案します。

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