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上野 晋太郎さん | 「数学カフェ」で数学の楽しさを知ってもらいたい

活気あふれる数学部の一こま。部員の年齢層は幅広い

昼はカフェ、夜は数学塾。食と教育を通じて鹿児島に貢献していきたい。

◆ON “「鹿児島色」を出せるカフェに”

大学院を修了してサラリーマンをしながら今後の人生設計を考えたとき、学生時代から大好きで、帰郷してからはわざわざ東京から取り寄せていたコーヒー豆に関わる仕事はできないかと思い、30歳で起業しました。自宅併設の店舗で自家焙煎(ばいせん)豆を販売しながら今の場所を見つけ、2013年にカフェをオープンしました。

人気メニューの「黒豚なんこつカレー」「鹿児島黒毛和牛のステーキ丼」「桜島大噴火ガトー・オ・ショコラ」など、それぞれに鹿児島らしさをエッセンスとして含ませています。名物の「白熊」をアレンジしてより立体的に盛り付けた「SANDECO COFFEE的白熊」は口コミやインターネット上で広まり、県外でも話題になりました。

これからはメニューを少しずつ増やし、地元の人や観光客にも来てもらえるような店にしていきたいです。また、原点である「コーヒー豆のオーダーメード焙煎」でも、より多くの人にコーヒーの奥深さ、魅力を伝えていきたいと思っています。


こだわりのコーヒーを1杯ずつ丁寧に入れる

こだわりのコーヒーを1杯ずつ丁寧に入れる

上野 晋太郎(うえの・しんたろう)さん

  • SANDECO COFFEE 数学カフェ/数学塾主宰

1978年生まれ、鹿児島市出身。東京大学大学院修了後、県内の黒酢メーカーで研究開発に携わる。

2010年に鹿児島市伊敷台に自家焙煎コーヒー豆を販売する「SANDECO COFFEE」を起業。

13年3月、同市名山町に「昼間はカフェ、夜は数学塾」という異色のスタイルで「SANDECO COFFEE 数学カフェ」(TEL:099-213-9533)として移転オープン。

「数学部」や多様な職種の人を招き話を聞く「ジョブディス」なども主宰している。

ブログ:サンデコ珈琲~数学カフェ~

◇OFF “数学の面白さを伝えたい”

「数学カフェ」の名前通り、夕方からはカフェが数学塾に変身します。学生時代から続けてきた家庭教師の経験を生かして、数学に苦手意識を持っている学生に、数学の楽しさを知ってもらい、実力アップにつなげられるよう努めています。

数学の世界には絶対的な真理が存在して、それは年齢も性別も、社会的地位も関係なく、誰にでも平等です。難しい問題が解けた時の爽快感! 塾では、そんな魅力を伝えたいですね。

塾とは別に、毎週土曜日には「数学部」を開いています。年齢を問わず、数学を楽しみたい人が集うコミュニティー活動で、メーンは数学ですが、「学校では習わないけれど、知っておきたい大事なこと」、例えばコミュニケーション能力、お金に関する知識なども活動に取り入れています。薩摩藩の郷中(ごじゅう)教育のように異年齢の集団で学び合い、共に育っていくイメージです。

学校や地域だけの狭い世界だけで若い時期を過ごしてしまうのは、とてももったいないと思います。外の世界に目を向け、視野を広げ、学業はもちろんそれ以外の能力を高める場として数学カフェが役に立てたらうれしいです。

 

10問10答

Q
一番大事なものは?
A
家族。妻、娘、母親はかけがえのない存在
Q
日常生活で心掛けていることは?
A
「善く生きる」こと
Q
挑戦してみたいことは?
A
鹿児島の学生の数学力を全国1位にすること
Q
好きな映画は?
A
「ライフ・イズ・ビューティフル」
Q
座右の銘は?
A
「人生は、冥土までの暇つぶし」(今東光大僧正)
Q
いま熱中していることは?
A
どうすれば数学に興味を持ってもらえるか、数学力を伸ばしていけるかについて考えること
Q
人生で影響を受けた人は?
A
他界した父親
Q
休日の過ごし方は?
A
家族と過ごす。温泉にゆっくり入る
Q
こだわっていることは?
A
物事の本質を見極めること
Q
学生時代に熱中したことは?
A
大学時代のスキーサークル活動

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私服=至福の時間

このシリーズは【私服=至福の時間】として、南日本新聞生活情報誌てぃーたいむに掲載されたものです。鹿児島ゆかりの方々に、仕事(ON)とプライベート(OFF)の楽しみ方について話を伺います。

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