
皆さ~ん、ご機嫌よう♪
突然、色濃いキャラを出されても困惑しちゃう方が多いと思うので、まずは軽めの自己紹介をさせていただきますね。地元・鹿児島に生まれ、学生時代は健全な九州男児として育ち、当然の様に女の子を好きになり恋愛経験を積んでいました。
そう、あの日までは…。
21歳の夏、あるきっかけを機に新しく扉を開けることとなり、ゲイ能界に飛び入り参加。右も左も分からない状況から、あれよあれよという間に色々な出来事を経験して、持ち前の明るいキャラを武器に「おだまLee男爵」のチーママとして、毎夜暴れております。(笑)
そんな波乱万丈な人生の中で男女の狭間を漂っていたアタシだからこそ分かり得た恋愛観を、ちょ~っとずつ小出しにしましょ♫というコラムとなってますの。賛否両論あるとは思うけど、そんなのオカマいなし‼︎って感じなので、気軽に読んでみてくださいね。
では、記念すべき第一回のテーマはこちら!
会話美人になるには?

あららッ。本当、女性は大変よねぇ⁈外見だけでなく、こういう「美人」にも憧れを抱いちゃうんだから…。「微人」扱いされないためのポイントは数多くあると思うけど、張り切り過ぎて空回りしないでよ。
「女は愛嬌」パワー
当然ながら、会話の内容云々より先に印象を与える外見。アタシみたいなおかしもぜでも「笑顔」一つで変わるもんなの。生まれながらに持つその武器を使わないなんて、3割は損してると思ってもいいわ。でもね、ただ単に笑顔で媚びられても「この子…大丈夫?」「ちゃんと話聞いてるの?」って思われがちだから気を付けてよ!

”目と目で通じ合う”もの!?
工藤静香も唄ってたなんて言うと、世代がバレて気まずいけど、相手の目を見て話すことはコミュニケーションの基本と教わってきたはず。でも、それも場合によりけりだと思わない?初対面での「他人からジーッと見られる状況」は、少し耐えられないって人は結構いると思うの。いくら気持ちや考えを伝えたくても、熱い視線を送ることが必ずしも効果的とはいえないのよねぇ。
アタシが接客中に使うテクニックの1つとしては、相手に対してお顔は正面でも体を少し斜めに向ける半身の状態で会話をするかなぁ。真正面や前のめりが、相手に真剣さだけじゃなく圧迫感を与えるとしたら、半身は「はんなり」な柔らかい印象じゃない? そこに、自分のアピール顔をプラスすればなお良し!
ちなみに、このアピール顔、人の顔は基本完全な左右対称ではなく、男顔・女顔の半々で形成されているらしく、アタシの場合は、自己判断で右側が女顔(好きな方)なので前髪の流れも右から左に流して、その右側を相手に向けるために足先を左にずらしてあげるだけなのよぉ。ちょっとした心理的なモノだけど、色んなシチュエーションで使えるから試してみる価値ありよん♫

”聞き上手” or ”話し上手”?
ここからは、会話の中身についてだけど、まずは自分の立ち位置を把握しておかなくちゃね。ただ、身勝手な勘違い判断には気を付けてネ!
相手に尋ねられてもいないのに、自分の話ばかりの「聞いて聞いて」「私をもっと知って」感のある人がいるけど、それって相手は話しの聞き終わりにドッと疲れを感じちゃうものよ。あと、◯◯しながらの適当な「うんうん。それで?」とか、逆に、ちゃんと聞いてますアピールの強いオウム返しが有効な場合もあるけど、”聞き上手”かどうかはやっぱり話しをしている側の判断であって、話の最後に「この人に話をして良かったなぁ」「楽しかったなぁ」と思ってもらえるかが鍵なのよねぇ。
じゃ~具体的にはどうしたらいいのか?
話す側 「引き算の会話」
言葉巧みに並べるよりも、相手の注意を引き、言葉少なめでもメッセージを強く伝えることのできる会話術で、普段は早口なアタシみたいな方にもオススメなのが「引き算の会話」。
- 伝えたいポイントの前に、あえて「間」を取る
- 伝えたいポイントをゆっくり話す
- 1対1の場合、そのポイントを小声で話す
この3つを意識するだけでも、相手の話題への食い付き度が変わるはずよ。相手が身を乗り出して聞くことで、距離感もグッと縮まる…かも!?
聞く側 YES → NO → YES の思いやり
よく人の話に「否定」で割り込んでくる人がいるじゃない?! あれってどういう意図なのかしら?「あなたには聞いてませんから!」って思われて、会話終了になるのがオチよぉ。特に相談事の場合、する側の人は心の中で決めた答えを持っていて、アドバイスよりも、その答えの後押しになる背中をポンと叩くような一言が欲しいわけ。そんな時こそYES → NO → YES パターンにあてはめてごらんなさいよ。
最初に相手の意見を受け止めてあげる。次に、自分の意見をやんわりと伝える。最後に、改めて相手の意見を尊重してあげる。それだけで相手は気持ち良く話し終わり、あなたは”聞き上手”のバッジを着けることができちゃうわ。

番外編
接客中の会話に関して、お客様によく言われるの。「次から次へと色々なネタがあるね」って。アタシは別に頭が良いわけじゃなく、TVや新聞・雑誌、他人からの「もしかして今の自分には必要のない情報」を「今後自分も含め、誰かにとって必要性のある情報」として、自分のトークの引き出しに入れるように心掛けているんですよ。情報アンテナを張り巡らすのが得意な女性陣には負けないんだから!
最後に、アタシは「会話美人」は「外見美人」に勝るとも劣らず!と思ってるの。美意識として外見は作り上げることができるけど、逆に会話は作り込んじゃうと失敗する恐れがあるのよね。素直さと相手への思いやりを上手に盛り込んで、みんなで目指せ、会話美人!!
