
鹿児島らしい「食べるお茶」グルメ 「緑茶らーめん」/「緑カレー」
健康への関心の高まりから、お茶の葉に含まれるビタミンやミネラルなど、体にいい成分を丸ごと取る「食べるお茶」が注目されています。
地元・鹿児島県産の茶葉を使った料理を提供しているお店を紹介します。
薩摩藩古民家 カレーテリア沙羅
さら
粉末茶と小松菜、ソラマメを使った緑カレー
カレー専門店として天文館で25年間営業し、2011年に築130年余りの実家を再生して郡山に移転。2007年からルーに鹿児島県内産のソラマメと小松菜のペースト、粉末茶を使った「緑カレー」(1,350円)を出しています。
おからを丸めて揚げた「おからボール」は鶏のから揚げのような味わいで、粉チーズの代わりにかけるのは、ほとんどカロリーのない「おからパウダー」。肉を使わないルーは黒豚や竹炭を使った黒カレー(1,450円)の約半分、140kcalとヘルシーです。
ランチタイムはサラダ、シャーベットまたはドリンクも付き、健康志向の客の注文を集めています。
薩摩藩古民家 カレーテリア沙羅
- 鹿児島市郡山町2292[MAP]
- TEL:099-298-3866
- 営/11:30~14:00(土・日・祝日は15:00まで)、17:30~21:00(夜は予約のみ)
- P/15台
- 休/月曜(祝日の場合は翌日)
らーめん専門 くりやま
緑一色の緑茶ラーメン
みそラーメンの有名店で修業した店主が、地元・南九州市の特産品を使った名物ラーメンを…と、2014年に考案し、今では定番メニューになったのが「緑茶らーめん」(780円)。
豚骨ベースのスープには川辺産の粉末茶が使われ、さらにたっぷりの刻みネギをのせているのでスープは緑一色。のりや梅干し、5色あられもちりばめられ、お茶漬けをほうふつさせる見た目です。
飲むとほんのりお茶の香りが広がり、こくがありながらさっぱりとした後味。柚子こしょうで味に変化も付けられます。
らーめん専門 くりやま
- 南九州市川辺町永田1514-2[MAP]
- TEL:0993-56-3848
- 営/11:00~15:00(L.O.14:45)、17:30~20:30(L.O.20:15)
- P/24台
- 休/火曜
ふるさとプラザ知覧 さくら館
「茶美豚」やカンパチを粉末茶のスープで
知覧特攻平和会館近くにある「さくら館」では、茶しゃぶがメインの「茶会席」(2,160円。3日前までの要予約)を味わえます。粉末知覧茶を溶いたダシ汁にくぐらせるのは、お茶を混ぜた飼料で育てた「茶美豚」。お茶の力で甘味が増し、ほのかな香りも楽しめます。
茶そばの吸い物のほか、キビナゴ刺しの酢みそは粉末茶入り、ご飯には好みで抹茶塩が振りかけられるなど、日本一の生産量を誇る南九州市のお茶を堪能できます。
予約無しでも食べられる垂水産のカンパチを使った「かんぱち茶しゃぶ定食」(1,620円)もあります。
ふるさとプラザ知覧 さくら館
- 南九州市知覧町郡17156[MAP]
- TEL:0993-83-4421
- 営/11:00~14:00(L.O.13:30)。夜は予約のみ
- P/30台
- 休/不定休
茶音の蔵
さおん
茶農家直営お茶料理レストラン
志布志市有明を中心に約200ヘクタールの茶畑と、日本一の規模の製茶工場を持つ「和香園」が2016年3月に「創作茶膳レストラン」として開設しました。
ジャズの流れる店内で出される茶膳は、1,620~3,240円の3コース(前日までの要予約)。
メニューは旬の素材を取り入れて2カ月ごとに変わりますが、煎茶を混ぜ込んだおこわ、茶そば、ほうじ茶ソースのステーキ、ほうじ茶のデザートなど、お茶の豊かな香りやほろ苦さ、色合いを楽しめるものばかり。
ビールにあらびき茶を混ぜたあらびき茶ビール(432円/ノンアルコール:378円)もお薦め。
茶音の蔵
- 志布志市有明町原田1203-7[MAP]
- TEL:0120-464-300
- 営/11:00~16:00
- P/10台
- 休/月曜(祝日の場合は翌日)
お茶グルメ情報プラス!!
鹿児島サンロイヤルホテル(鹿児島市与次郎)では、JA県経済連、JAかごしま茶業との共同で、5~6月に鹿児島県産茶を使ったランチを提供するそう。新茶の風味を楽しめるホテルメイドのお茶料理も楽しんでみては?
料金など詳細は下記へ。
- 鹿児島サンロイヤルホテル
- TEL:099-253-2020
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