
海鮮サラダずし
特別な日のごちそうにいかが?
わが家のお祝いご飯の定番「海鮮サラダずし」です。黒酢でまろやかに仕上げ、地物の魚介と厚焼き卵をトッピングしました。
すし飯にまぜこんだチーズが味のメリハリになり、子供にも大人にも人気です。
海鮮サラダずし
- ~材料~(4~6人分)
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- 米:3カップ
- すし酢
- 黒酢:大さじ4
- 砂糖:大さじ5
- 塩:小さじ1・1/2
- すし具
- キュウリ:1本
- ニンジン:1/2本
- プロセスチーズ:50g
- 刺し身
- カツオ、イカ、タイ刺し身:各100g
- たれ
- 薄口しょうゆ:大さじ1
- みりん:小さじ2
- 卵焼き
- 卵:3個
- 砂糖:大さじ1
- 塩:小さじ1/3
- イクラのしょうゆ漬け:適量
- 菜花:3~5本
- ~作り方~
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- 3合の目安より気持ち少なめの水で、米を普通に炊く。
- ①にすし酢を回しかけ、まぜて冷ます。
- キュウリ、チーズは5mm角に切る。ニンジンは5mm角の薄切りにし、やや硬めにゆでる。菜花も色よくゆでておく。
- 卵焼きを焼く。焼き上がってすぐにまきすで巻き、形を整えておくときれいに仕上がる。
- ②に菜花以外の③の具をまぜる。
- 卵焼きを食べやすい大きさに切る。
- ケーキ型などにラップを敷き、⑤を詰める。皿にひっくり返し、たれをくぐらせた刺し身とイクラ、卵焼き、菜花をトッピングする。
- 崩れないように注意して切り分け、皿に盛る。
料理制作・監修

料理研究家
鎌下直子さん
鹿児島市生まれ。夫、息子、娘の4人家族。
料理好きの祖母や料理講師だった母の影響もあり料理の道へ。出産後、日々の食の重要性を再認識し、食生活アドバイザー、国際薬膳食育師、アスリートフードマイスターなどを取得。レシピ開発や学校・企業での料理講師に携わる。
「家ごはんを大切に」をモットーに食育、伝統料理、料理法、栄養などあらゆる切り口から食スタイルを提案している。
鎌下直子さんのEssay
子供の頃、母の作るお菓子の香りが家の外まで漂って、甘い香りに急ぎ足で家に帰っていた記憶があります。
ほぼ毎日のように手作りのおやつを準備してくれていた母。誕生日や特別な日には家族の好物がずらりと並び、最後に登場するバターや生クリームを使った手の込んだケーキが、誕生日は特別なものだと教えてくれていた気がします。

45年以上前のお菓子の本
写真の本は母が独身の頃に買ったというお菓子の本で、もう45年以上前のものになるでしょうか。オーブンが「テンピ」と記載されていて、かなりの時代を感じます。
スワンのシュークリームやレモンパイは母の十八番で、特別な日によく登場したものです。
所々に母の書き込みの残るこの本を、母が愛用していた調理道具と共に今は私が引き継いでいます。もうボロボロですが、これからも大事に使っていきたい宝物です。