
タカプラ
鹿児島のファッションビルの草分け「タカプラ」が今年(2018年)2月12日、その歴史に幕を閉じます。待ち合わせはもちろんタカプラ、DCブランドも、輸入雑貨ソニプラやタワレコもありました。
そしてタカプラといえば、天文館名物とも言える外壁の大広告や、バス・電車の車内広告。次々と変わるポスターを楽しみにしたり、コピーに「そうそう」とうなずいたりした人多いのでは? タカプラとその時代をポスターでたどります。
タカプラとファッションと私たち
車内広告は、1975年のオープン当初から続く。複数のテナントが入るファッションビルゆえに、特定の商品ではなくモデルやキャッチコピーでイメージを打ち出してきた。
70年代の挑戦的なモデルの表情や構図、ピーマンのビジュアルからは、若者文化が盛り上がった時代の勢いがあふれる。
1975年(昭和50年)

1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)

80年代は、モデルがよりゴージャスな雰囲気で、「遊び」「かる~い」の言葉も。
1980年(昭和55年)

1982年(昭和57年)

90年代に入ると、モデルは等身大になり、2000年以降は地元の素人モデルを起用。コピーには「私」というキーワードが目立ち、自分なりのおしゃれや個性を追求する女性像が浮かび上がる。
1991年(平成3年)

1997年(平成9年)
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