
鹿児島の温泉
冬というのは全国的に寒いものと決まっています!! 鹿児島も例外なく寒いんです(北海道よりは暖かいのだけど…)。
そんな訳で、鹿児島・冬に行きたいホットなスポットとして、これまでにフェリアで紹介してきた温泉♨を少しまとめてご紹介。
「あったかい…」を飛び越して、いろんな意味で『アツい』んです。鹿児島の温泉はすんばらしい!!
川内高城温泉(薩摩川内市)
歴史と一緒に温泉に浸かるレトロな街並み
薩摩川内市北部の静かな山間にたたずむ温泉地。狭い道路を挟んで、木造の温泉宿が軒を連ねる。大正建築という宿、ひなびた共同湯に、にぎやかに飾り付けた土産物屋…。まるで時が止まったようなレトロな温泉街がこちらの川内高城温泉。
近年は湯治客の減少に悩んでいたのだが2015年、30年ぶりに新しい宿が相次ぎ誕生。温泉街唯一の食堂も開業したそう。
マップ作りなど住民一丸で情報発信にも力を入れ、観光客を呼び込んでいるんですって。
営業する9軒は、いずれも立ち寄り入浴が可。単純硫黄泉でアルカリ度が高い美人湯は硫黄の香り漂い、とろっと肌に吸い付く。タイル張りの浴槽でゆったりと、昔ながらの風情に身を浸したい。
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湯之元温泉(日置市)
島津の殿様も湯治に通った泉質自慢の湯
JR湯之元駅を中心に広がる温泉街。1640年(寛永17年)、江戸時代のはじめに発見、繁栄してきたとされる湯之元温泉。
幕末までは島津藩の経営で御前湯や地頭湯もあり、身分により入る湯が異なっていたとか。島津藩主一族の湯治にも利用されていたそう。今も農繁期を終えた市外の人々が湯治に訪れる姿が見られる。
現在、44の源泉と温泉施設が14軒。戦前の最盛期のにぎわいは影をひそめるが、街を盛り上げたいという思いで集まった有志たちによる組織が、さまざまな企画やイベントを催しています。
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日当山温泉(霧島市)
偉人の足跡残る“家族湯日本一”の街
西郷隆盛や小松帯刀も湯治に訪れたという日当山温泉。県内で最も古い温泉の一つ。また、坂本龍馬・お龍が“日本初の新婚旅行”に訪れたことでも知られる、偉人たちにゆかりの深い地なのです。
古くから栄えた温泉街だが、特にJR肥薩線が開業した約100年前に大きく発展。「家族湯発祥の地」ともされ、現在は半径1km内にある27の温泉施設のうち、15軒が家族湯を設ける。手頃な価格のものから高級店まで多様で、「家族湯日本一」としてPRする。
霊峰・高千穂に源を発する天降川の両岸に広がる温泉街はのどかで鹿児島湾も近く、山の幸・海の幸も豊か。
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鹿児島 ゆる~り温泉コラム
温泉ソムリエマスター・飯野香穂さんの温泉紀行
一級建築士の傍ら、趣味で県内各地の温泉巡りを始め、その入浴記をブログ「ゆのきろく」として発信されている飯野香穂さん。
2013年には温泉ソムリエマスターを取得された彼女ならではの温泉紀行は、6つのテーマでお届けしました!!
ゆる~り温泉コラム 6つのテーマとは…
- 鹿児島「イロ・色」温泉
- 自然の芸術、鹿児島アート温泉
- ほっこりなつかし、鹿児島レアレトロ温泉
- 気軽に温泉を!足湯や手湯はいかが?
- ハズレなし!垂水珠玉の温泉
- イマドキ湯治のススメ・安楽温泉郷
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六三四が行く鹿児島温泉コラム
★★★★4つ星温泉ソムリエ・六三四さんが贈る温泉コラム
鹿児島県内1,000以上の温泉を巡り、集めた情報を元に作り上げたWebサイト「鹿児島温泉観光課 六三四城」の管理人として、コラム執筆の他、温泉の魅力を広めるアンバサダーとして活動中の六三四さん。
温泉ソムリエ師範ライセンス保持者ならではのとっておき♨ネタは6つのテーマで掲載。温泉周辺のグルメ情報や、温泉地での伝説・歴史なども楽しめます。
六三四が行く鹿児島温泉コラム 6つのテーマとは…
- 日当山温泉子宝の湯物語
- さつま町の神様は美人湯がお好き!?
- 指宿温泉でダイエット、デトックス!
- いちき串木野『山温泉』と『海温泉』
- 本土では見ることのできない島々の温泉
- かごしま・フロマラソン『六三四おすすめ極上湯』
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