
天然木が刻む年輪が生み出す木目は唯一無二
建材や家具などに使われる天然木には、模様=木目があります。これは木の成長の過程で1年ごとに刻まれる年輪の模様。年輪は、気候による生育のスピードの違いによって色が濃くなった細胞壁で、成長が早いものほど幅が大きくなります。

木をカットする向きにより、木目が細かく平行な柾目、木目が波形の板目と大きく分かれます。小さな子どもが柱や天井を見て怖がる目のような模様は節。これは木の枝の跡なので、怖がる子どもに教えてあげると安心するかもしれません。
天然木ならではの、唯一無二の木目。建材やインテリアに”適材適所”で取り入れ、木目の美しさを楽しみませんか。

節
木の枝があった跡

虎斑(とらふ)
オーク系の柾目だけに現れる虎のような模様。稀少
教えてくれた人
住友林業 一級建築士・貞本 幸二さん
- 鹿児島市与次郎2-4-35 KSC鴨池ビル8F[MAP]
- TEL:099-813-4177