
日焼け…しちゃってるわよね、コレって・・
日焼けは予防が大事! …とは分かっていても、つい日焼け対策がおろそかになったり、「なぁ~んか面倒…」って思ったり…。んで、気が付いたら『日焼け』しちゃってる。
でも『日焼け』って、かなりお肌にリスキーだって、みんな知ってますよね。なので、日焼け後の対策を形成外科&美容皮膚科の医師に教えてもらいました。
ところで『日焼け』すると、ど~なるの?
サンバーン
まず紫外線を浴びてから数時間~48時間でサンバーンという、肌が“やけど”のように炎症を起こした状態になります。
サンタン
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日焼け後に自分でできるケアって?
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日焼けでコワいのは『肌の老化』…
シミ・シワ・たるみは紫外線を浴びた量と時間に比例する―
紫外線によるダメージは、肌の老化を早めることが分かっています。この紫外線による肌の老化を「光老化」と呼びます。
長年紫外線を浴び続けると、細胞内のDNAが傷ついて細胞の修復が間に合わない状態になります。
メラニンの増加によるシミの出現や、コラーゲンが生成されにくくなることで張りや弾力が失われ、シワ、たるみができます。これは紫外線を浴びた量と時間に比例します。
そして、光老化は肌の表面に出ていなくても肌の内部に潜んでいるもの。何十年も経ってから影響が現れます。子どものうちから紫外線を浴びすぎないように心がけることが大切なのです。
やっぱり予防が一番!
鹿児島の紫外線の強さは北海道の約1.8倍!!
日焼けの原因・紫外線が一番強くなる時間帯って?
日焼けの原因は紫外線。日中は、曇りの日でも晴れの日の60%、雨の日でも30%の紫外線が毎日降り注いでいます。また紫外線の強さは、鹿児島は北海道の約1.8倍とされています。
紫外線が強い時間帯は10~15時、その中でもピークといわれる12~13時は特に気をつけましょう。
さまざまなアイテムで日頃から紫外線対策!
日頃から、日焼け止めクリーム、日傘、手袋、帽子、サングラスなどで紫外線を浴びないことが理想ですが、アイテムを持っていなかったり、面倒だったりする人は市販薬や処方薬で「飲む日焼け止め」というものもあります。
それさえも面倒な人は、紫外線を浴びないよう、家の外に出ないことですね…。
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分かっちゃいるけど・・
先生! 私たちどうしたらいいの!?

Aさん:42歳
日焼けに気をつけているが、5歳の子どもは遊び盛り。公園やプール、保育園の送り迎えで外に出る機会が多くて…。

Bさん:22歳
海水浴に行ったら背中が真っ赤に!
皮がむけてきたよ…(T_T)。

ライター鯱:36歳
10年以上前、マリンスポーツに夢中。日焼け後のアフターケアは何もしなかったせいか、最近シミが多くなったような…。
お医者さまから天の声…
ライター鯱とAさんは、メラニンの生成を抑えるビタミンCやトラネキサム酸などの飲み薬や外用剤に頼るという手段があります。手遅れと諦めず、形成外科や皮膚科に相談してみて。
Bさんの場合は、皮膚が炎症を起こしている状態。やけどと同じなので、まず、シャワーで冷やしてください。そして、肌は乾燥しやすい状態になっているため、しっかりと保湿を。やけどをいたわるように刺激を与えないことも大切です。ただれている場合は、すぐに病院へ。
教えてくれたセンセイ…

春山クリニック 春山勝紀 先生
形成外科専門医。2005年に福岡大学医学部卒業後、形成外科医として福岡、宮崎、鹿児島の病院に勤務。
「鹿児島にも気軽に通える形成外科、美容皮膚科を」と、今年(2017年)7月、鹿児島市西田2丁目にクリニックを開院。鹿児島市出身。
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「最近シミが多くなった…」と嘆く、ライター鯱さんの体を張った体験記『シミとりレーザーやってみました』を中心に、野菜ソムリエが教えてくれる『美肌ドリンク』を紹介しているページはこちらから!