
肝付町にある国の重要文化財「二階堂家住宅」
築200年超の国の重要文化財
国の重要文化財、肝付町にある「二階堂家住宅」は江戸時代の建物。かやぶき屋根の維持に多額の費用がかかるといわれますが、きれいに保たれています。
200年前は木と木を継いで梁(はり)や柱を作る技術がなかったので、梁や柱に継ぎ目が見えません。つまり1本の太い木を用途ごとにカットしていたということ。木材が豊富な時代だから可能だったのでしょう。
庭は借景を生かすよう設計されています。家は雨風をしのぐことが大事とされた時代の中でも高い格式を感じますね。
竹
礎石(そせき)
教えてくれた人
住友林業 一級建築士・貞本 幸二さん
- 鹿児島市与次郎2-4-35 KSC鴨池ビル8F[MAP]
- TEL:099-813-4177