
暮らしの中に、地元で育った木材が…
住友林業といえば住宅メーカーというイメージでしょうか。
実は名の通り林業も主な事業。1691年、住友家が経営した愛媛県新居浜市の別子銅山で、煙害対策のために山に植林をしたのが始まりです。
今は日本に46,443ヘクタール(国土の900分の1)の社有林があり、九州は9,181ヘクタール。鹿児島県は伊佐市に620ヘクタール、宮崎県の日向市、都城市、日南市に合わせて7,320ヘクタールの森林を持っています。
育てる木材は主にスギとヒノキ。暮らしの中に、地元で育った木材があるかもしれません。
住友林業の事業として
国産材木の安定供給
- 建築材木はコストの低い輸入材に頼りがちですが、日本の住宅には日本の気候で育った国産材が最適。国産材の安定供給も役割のひとつです。
環境共生のために
- 「切ったら植える」というサイクルを確立するために、日向市の施設では苗木の生産も行っています。森を守り、育てる「環境共生」を通じて環境問題に全力で取り組んでいます。
教えてくれた人
住友林業 一級建築士・貞本 幸二さん
- 鹿児島市与次郎2-4-35 KSC鴨池ビル8F[MAP]
- TEL:099-813-4177