
日本のおかゆのような存在。体が温まる…
米を主食とし、料理に使う食材や味付けなどが日本に近いフィリピンで、「アルスガルド」は日本のおかゆのような存在。鶏のスープに大きめにカットしたショウガがたっぷり入っていて体がじんわりと温まり、その食感も楽しむことができる。レモン汁をたっぷりかけてどうぞ。
世界のあったか料理レシピ
- ~材料~(4~5人分)
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- 米:2合
- 水:1リットル
- ニンニク:1片
- タマネギ:大1個
- ショウガ :1個
- 鶏もも肉:2枚
- チキンコンソメ:1個
- 塩こしょう:適宜
- レモン:1個
- 小ネギ:1房
- ゆで卵 :4~5個
- 揚げニンニク:適宜
- サラダ油:大さじ2
- ~作り方~
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- 鍋にサラダ油を入れ、熱くなったら刻んだニンニクを入れる。香りが出てきたらみじん切りにしたタマネギを入れ半透明になるまでいためる。
- ざく切りにしたショウガを入れて、香りが出てきたら一口大にカットした鶏肉を加えて赤みがなくなるまでよくいためる。
- チキンコンソメをくずしながら入れてよく溶かす。塩こしょうをふっておく。
- ③に生米と水を入れ、弱火で50分ほどじっくり煮込む。
- 皿に移し、スライスしたゆで卵、みじん切りにした小ネギ、揚げニンニクをトッピング。人数分にカットしたレモンを添えて出来上がり。
教えてくれた人

鶴留ナネットさん
鹿児島市 / フィリピン
1993年に結婚を機に来鹿。主婦業の傍らSPK(鹿児島県のフィリピン人の集い)の会長を務めるなど、県内在住のフィリピン人のリーダー的存在のナネットさん。来日当初は日本人が刺し身を食べるのを見て驚いたそうだが、今では天丼を愛する和食派だ。フルーツを使ったケーキやカスタードプリンなどスイーツづくりが得意で、パーティーで腕を振るうのが楽しみなのだそう。