
さまざまな漢方や香辛料を使う…
寒さが厳しい内モンゴル自治区ではおなじみの家庭料理。現地では火鍋は「医食同源」の意識が強く、さまざまな漢方や香辛料を使うのだそう。肉質が繊細で消化にいいとされるラム肉と、お好みの野菜をたっぷり入れてヘルシーに温まりたい。
世界のあったか料理レシピ
- ~材料~(4~5人分)
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- ラム肉:250g
- 白菜:1/8個
- マイタケ:1株
- 春菊:2株
- ホウレンソウ:4株
- 木綿豆腐:1/2丁
- サツマイモ:1本
- えび団子・キクラゲ・糸コンニャク:適量
- 長ネギ:2本
- ニンニク:3片
- ショウガ:適宜
- 花椒(中国山椒):小さじ1
- ナツメ:5~6個
- クコの実:小さじ1
- 水:適宜
- 塩:適宜
- サラダ油:小さじ1
- ~作り方~
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- フライパンにサラダ油を入れ熱し、花椒をスライスした長ネギとニンニク、ショウガと一緒に焦がさない程度にいためる。
- 香りが出てきたら花椒を取り除き(そのままでもいい)、①を鍋に移し替え、水を加えて煮立たせる。沸騰してきたらナツメとクコの実、塩を加える。水の量は具材の量に応じて調整する。
- ②に食べやすく切っておいた具材を入れる。煮くずれしないものから順に加え、最後に葉物野菜を入れて弱火で3分ほど煮立てる。
教えてくれた人

白 艶梅(パイ ヤンメイ)さん
鹿屋市 / 中国(内モンゴル自治区)
カピックセンター(鹿児島県アジア・太平洋農村研修センター)で、農業研修などで訪れる外国人への指導やサポートなどを行っているパイさんは中国・内モンゴル自治区出身。同国と日本の大学で学んだ温室栽培の水管理のエキスパートだ。